千葉県成田市にある成田山新勝寺では、11月中旬から紅葉の楽しめる時期になります。
本道裏の成田山公園は東京ドーム3.5個分と規模が大きく、250本の樹木が紅葉します。
重要文化財の仁王門や日本庭園、三重塔など紅葉とのコラボレーションが美しく、秋にはより人気の観光地です。
お祭も開催され、千葉県の秋の見所となっています。
成田山新勝寺・紅葉など
期間:11月中旬~12月上旬
見頃:11月下旬~12月上旬
場所:千葉県成田市成田1(成田山新勝寺 成田山公園)
紅葉まつり日程
11月10日(土)~11月25日(日) 土・日・祝日にはイベントも行われます。
祭りの詳細については、下の方に詳しく書いています。
混雑
10月~11月末は紅葉鑑賞もさることながら、七五三の祝祷と重なるので休日には込み合います。
平日はあまり混雑しないので、のんびりしたい方は平日がいいですよ。
ですが、紅葉祭の期間中はイベントを土日祝日に行うので参加のご予定だと避けられないですよね。
お祭時期で少しでも混雑をさけるなら、開催初日近くの土日祝日に行かれるのをお勧めします。
近年ではメディアに取り上げられる機会も増え始めたことから、11月下旬には相応の混雑模様となります。
成田山新勝寺・アクセス
電車
JR成田駅から徒歩15分
京成電鉄の京成成田駅から徒歩15分
車
東関東自動車道成田ICから国道295号経由で約9分
東関東自動車道豊里ICから国道51号経由で約12分
成田山新勝寺・駐車場
駐車場(有料:約600台収容)、弘恵会駐車場(有料:約300台収容)
成田山新勝寺・見所
成田山公園が紅葉の季節の大きな見所です。
お寺の方針から自然を大事にした造りになっていて、カエデ、モミジ、ナラ、イチョウ、クヌギなど、自然を生かした森林公園といった様子です。
紅葉が建造物や庭園の背景を彩り、絵画のような風情になります。
かなりの広さなので動きやすい靴や、服装がお勧めです。
成田山公園紅葉祭り
期間中の土日祝日には茶会や、演奏会のイベントを行うお祭が開催されちょうど見頃の時期ということもあり大変賑わいます。
開催される主なイベントは以下です。
竜智の池「浮御堂」
池の上にあるお堂で、尺八、筝、二胡の演奏が行われます。
建物は小さいので見学は対岸ですることになります。
紅葉に囲まれた静かな水面と伝統的な楽器での演奏が情感のある空間を楽ませてくれるので、訪れた方はぜひ聴きに行って見てください
時間:11:00~、13:30(1日2回)
茶室「赤松庵」
茶室では表千家のお茶会が開催され、誰でも無料で参加できますが、定員に達し次第受付終了となります。
そんなにかしこまった席ではないので、茶席は初めての人でも気軽に参加して大丈夫です。
時間:10:00~15:00
成田山書道美術館
こちらでは、企画展示をしてくれていて、お祭の期間の間だけは入場料が無料になるので立ち寄りやすいイベントです。
クラフト展-手仕事いろいろ-、世界と日本の大昆虫展の2つになります。
クラフト展では手作り作品のクリエイターさんの展示販売が行われているので、アクセサリーや染織、工芸品など買い求めることが出来ます。
昆虫展では、千葉県立農業大学と、千葉県立成田西陵高校の合同で標本展示や研究成果の発表などが行われます。
ヘラクレスオオカブトなど生きた昆虫の展示もありますから好きな人は見逃せないですね。
日程:11月18日(土)、11月19日(日)
時間:9:00~16:00(入館15:30まで)
成田山新勝寺・まとめ
成田山の新勝寺は1000年の歴史があるお寺です、観光客も多いせいか京成成田駅を出てすぐの表参道からして風情ある様子になっています。
紅葉だけでなく境内の建造物にもぜひ足を向けてみてください、「出世稲荷」や縁結びの愛染明王が奉安された「光明寺」など1日中すごせる様な場所がたくさんありますよ。
散策で疲れたら、表参道でうなぎを食べて元気るのもいいんじゃないでしょうか、老舗が軒を連ねた成田山名物なのでお勧めです。