夏が近づくとどこからともなく現れるゴキブリ。
好きなんて人はめったにいませんよね。
ゴキブリに遭遇しないように、ありとあらゆる方法を試しているわ!というかたもいるでしょう。
えっ!?ゴキブリはハッカ油に慣れるの?効果がなくなる?
話題のハッカ油をゴキブリ対策に使っている人は、最近とても増えてきたように思います。
ゴキブリ以外の虫にも効果があったり、掃除に使ったり、用途はさまざまです。
真夏の暑くてたまらないときでも、肌にしゅっとすればたちまち爽快感が味わえます。
材料費が安くて、簡単に作れるのもいいですよね!
毎日家中に吹き付けて、これでもうゴキブリ対策は万全!と思っていたのに、なんとも恐ろしい噂を聞いてしまった人はいませんか?
「ゴキブリはハッカ油に慣れちゃうらしいよ~」
え?!ってかんじですよね。
ビックリしますよね。
あんなに効果があるって言われていたのに、慣れるなんて本当なのでしょうか。
結論から言うと、答えはYESです。
ゴキブリがハッカ油に慣れる可能性はあります。
でもそれは、ハッカ油に限らず、市販のハーブ系忌避剤や超音波の駆除装置など、他のゴキブリ対策グッズにも言えることです。
ゴキブリの生命力はとても強く、適応能力が高く、学習能力も優れているため、このようなことが起こりうるのです。
ゴキブリ対策でハッカ油を使う時の、頻度・期間は?
ゴキブリ対策として有効な使用頻度、使用期間はどれくらいでしょうか。
まず、頻度ですが、ハッカ油スプレーの持続性は短いです。
スプレーして2~3日で効果は薄れるので、1~2日おきにするのが良いでしょう。
雑巾がけの際に雑巾に数滴たらしたり、クイックルワイパーのシートに染みこませたり、毎日の掃除に取り入れてしまえば、手間もかからないし、忘れることもありません。
使用期間としては、ゴキブリが出るのは春~秋のはじめごろですが、できれば一年を通してやるほうがいいです。
なぜかと言うと、ゴキブリを回避するためのハッカ油なので、ゴキブリが現れてからスプレーしても意味がないのです。
また、作ったスプレーの使用期間は7~10日ほどで効果が薄れてしまうので、気をつけましょう。
冷蔵庫に入れておき、よくふってから使用してください。
1~2日おきのスプレーを一年中やっていて、ゴキブリが慣れてしまうんじゃないの?と思いますよね。
慣れてしまう可能性はあるのですが、ここまでやらないと、ハッカ油の効果はそもそも感じられないのです。
たまにスプレーする程度では、ゴキブリが慣れる前に効果がなくなって、意味がありません。
ですから、元々、強力な殺虫剤とは違いこれだけに頼ることはできないということです。
ハッカ油の効果の一つとしてゴキブリ対策もできる、程度に思っておいて、それ以外の対策もしておくことが重要です。
まとめ
ハッカ油でがんばってゴキブリ対策をしていたのに、慣れてしまうなんて!とショックを受けないでください。
ハッカ油は、強力な市販の殺虫剤と比べ、安心して使えるというメリットがあります。
食器や食品の近く、子供やペットが近づく可能性がある場所はハッカ油を使い、それ以外の場所はもっと強力な製品でカバーするという使い方も効果的です。
基本的なことですが、ゴキブリのエサになりそうな生ゴミをはやく始末すること、こまめに掃除機をかけて、ホコリや髪の毛を放置しないことなど、ゴキブリが好まない環境を作ることが一番大切です。
また、小さな隙間からも簡単に侵入してきますので、隙間テープで埋める対策もオススメです。
ハッカ油のメリット、デメリットをよく理解し、他のゴキブリ対策グッズと組み合わせて使うことでゴキブリの住みにくい環境を作っていきましょう。