秋田県鹿角市で行われる日本三大ばやしの内の一つ、花輪まつりの花輪ばやし。
また花輪ばやし名物の屋台行事は、2014年に国重要無形民俗文化財の指定を受けた貴重な伝統行事なのです。
軽やかな花輪囃子が盛り上げ、屋台が夜を徹して歩く、夜を中心に盛り上がるお祭りです。
花輪ばやし・日程など
毎年8月19日、20日の二日間開催。
日程:2016年8月19日(金曜日)〜8月20日(土曜日)
場所:鹿角市花輪町一帯と、JR鹿角花輪駅前。
時間:19日(金曜日)は17時30時から23時まで。
20日(土曜日)は0時から23時45分までで、金曜日から土曜日にかけては夜通し行われます。
花輪ばやし・アクセス
鹿角市役所と道の駅かづのにワンコインシャトルバスの発着場があります。利用料金は\100です。
電車
JR花輪線鹿角花輪駅が最寄り駅となっています。花輪市の市街地は降りてすぐです。
バス
JR鹿角花輪駅前バス停に停車するバスがありますので、ご利用をお勧めします。
高速バスについては、大宮・東京方面のジュピター号や盛岡・大館方面のみちのく号。
仙台・三井アウトレットパーク仙台港方面の仙台・大館号があります。
路線バスは秋北バス運行の大館市方面、小坂町方面、八幡平・新玉川温泉・田沢湖方面があります。
車
東北自動車道鹿角八幡平ICから花輪市周辺までは約5分程。また、国道282号沿いにある道の駅かづの、かづの市役所では花輪ばやしの為に駐車場を開放しています。
花輪ばやしの見どころ
楽しみにしているのは、JR鹿角花輪駅前広場で行われる駅前行事や、朝方稲村橋に屋台が集まっている様子です。
花輪ばやしの音色と、勇壮な各町の屋台が光輝く様子は圧倒されます。また、桝形サンサは男性たちが通りの両側に並んで独特な手打ちを披露。ずらりと並んだ豪快なさんさは迫力があります。
花輪ばやし・屋台情報
JR鹿角花輪駅前から中央通りにかけてずらりと露店や出店が並んでいます。一般的なお祭り屋台はもちろん、ご当地グルメも楽しめます。
花輪ばやし・混雑状況
深夜、昼間と時間がまばらな為、ひどい混雑はありませんが、人気の駅前行事の時はJR鹿角花輪駅前は混雑します。また、市街地一帯は交通規制が敷かれているため、19日11時から21日の5時までは周辺道路がやや混雑します。
花輪ばやし・スケジュール
御旅所詰8月19日(金曜日)
17時30分〜:御旅所詰を出発し各町内、駅広場に向かってパレード。
19時〜:駅広場で、はなわ踊りも披露されています。
19時50分〜:花輪ばやしと屋台が全町内集まっての駅前行事。
21時15分〜:各町内に向かい、花輪踊りと共にパレード。
朝詰パレード8月20日(土曜日)
0時〜:朝詰めパレード開始。
2時15分〜:稲村橋に全町内の屋台が集まる。
2時55分〜:産土神様への奉納神事。
4時〜:各町へ戻ります。
8月20日(土曜日)
11時〜19時まで:町内でイベントや屋台巡航門付けが行われています。
19時〜23時30分まで:赤鳥居詰パレード。
20時〜:駅広場にて鹿角市の伝統芸能を披露しています。
20時40分〜:花輪ばやしと全町内の屋台が揃い円陣を組む駅前行事。
23時30分〜:最後のさんさ披露と、幸稲荷大神様へのお祭り終了挨拶。
23時45分〜:各町へ戻ります。
御旅所前で、はなわ囃子や演芸披露の予定もあります。翌21日(日曜日)5時に交通規制が解除されます。
花輪ばやし・まとめ
県外でも披露され知名度が全国でも高い花輪ばやし。国外でも演奏され、日本の文化として幅広く認知されています。深夜、早朝を中心に見どころがあるのも、夏の夜更かしで楽しいですよね。