福岡県福岡市で、県の名物3大祭りの1つ「放生会(ほうじょうや)」が開催されます。
「博多どんたく」「祇園山笠」に続く、およそ1000年続く神事を今に伝える秋の大祭です。
放生会(ほうじょうや)日程など
日程:2018年9月12日(水)~18日(火)
時間:10:00~21:00時頃まで
電話:092-641-7431
会場:筥崎宮全域(はこさきぐう)福岡県福岡市筥崎1丁目22-1
雨天は中止?
雨天決行です。天気が心配なときは雨具を持ってご参加下さい。
浴衣について
9月ということもあってか、「浴衣で行っても浮かない?」との声をよく聞きますが、浴衣の人もいますよ(^-^)
むしろ、気候的にはちょうどいいかもしれないですね。(真夏だと、浴衣って結構暑いですよね。)
最近では男性の浴衣姿も見かけるので、カップルで浴衣もいいですね~。
ただ、全国的に見ると、9月に浴衣は「季節外れ」との意見も多いです。
夏と同じように着るのではなく、
- 浴衣の下に長襦袢
- 足袋を履く
のようにすると、9月でも違和感なく着こなせますよ。
放生会おはじきは販売なし
※人気があった放生会の「おはじき」は、2017年から放生会での販売が中止になりました。
あまりの人気で、順番待ちによるトラブルや、ネットオークションでの販売が問題になったことが原因です。
ただ、放生会での販売は中止ですが、通年で販売しているので、欲しい方はそちらから購入できますよ。
おはじきは縁起物で、博多人形師が作る土製になります。
毎年デザインが違いとてもこだわって作られています。
だるま顔、紋章など色々な模様があってとても可愛いんですよ。
放生会(ほうじょうや)混雑状況
1週間で約150万人ほどの来場があります。
屋台の周りでは人でごった返す場所もありますので迷子にはご注意下さい。
近隣駅が複数あるので、ホームや改札が溢れ返るほどにはなりません。
ですが、地下鉄やJRを利用する場合は、帰りの切符も買っておいた方がいいですよ!時間帯によっては券売機が混みます。
放生会(ほうじょうや)アクセス
電車:
JR鹿児島本線の筥崎駅下車から徒歩8分
福岡市営地下鉄の筥崎宮前駅下車から1番出口を出て徒歩3分
バス:
西鉄バスの筥崎下車徒歩3分
JR九州バスの筥崎1丁目下車から徒歩2分
車:福岡都市高東浜から約10分
交通規制
12:00~24:00
筥崎宮前と、参道周辺
駐車場
放生会特設駐車場は無料で大きいですが、渋滞必至です。
周辺にはリパークや、タイムズなど有料でもよければコインパーキングもありますが、夕方ごろにはなると満車の可能性が高いです。
交通渋滞は十分ありえるので、どうしても車で訪れたい方は近隣駅に車を駐車して会場には電車で向かうのがお勧めです。
放生会(ほうじょうや)の見所
お神輿行列
2年に一度行われる御神幸(ごじんこう)は2018年にはありません。
1000年の歴史あるお神輿ですけれど今回は残念ですね。
屋台
こちらのお祭りでは、他では見れない珍しい屋台があり、お祭りの大きな見所となっています。
500件以上もの屋台が約1kmある参道の両側にずらりと軒を連ね、よくある屋台から、放生会ならではの出店などで大変な賑わいです。
お店によっては24時まで開店しているのでゆっくり楽しむことができます。
最終日の夕方には少しずつ店じまいが始まりますので、18日に行く方は気を付けて下さい。
お勧めの屋台を少しご紹介します。
新生姜
生姜を葉が付いた収穫したて!という様子で販売しています。
以前は、筥崎宮の周りで生姜を生産していたそうなので、季節物として名残が残っているんですね。
せっかくですから旬の新鮮な生姜も手に入れていきましょう。
見世物小屋とお化け屋敷
昔はお祭りの風物詩として行われていましたが、今ではすっかり見かけないですよね。
放生会は出店してくれる数少ない場所なので名物として有名になっています。
怪しげな看板や、怖そうな様子ですが基本的には面白い内容が多いんですよ。
芸人さんや、大道芸みたいな感じです。
お化け屋敷は遊園地みたいにはいかないですが、時代と雰囲気を楽しむつもりで覗いてみるのもいいと思います。
博多チャンポン
ガラス細工の音がなるおもちゃのことで、ビードロとも呼ばれます。
おもちゃとはいいますがガラス細工がとてもキレイですよ。
絵付けを巫女さんが手作業で行っているのも人気のひとつ、涼しげな音が心地よいです。
筥崎宮
筥崎宮は、およそ平安時代中頃にできたもので日本三大八幡宮です。
ご利益が厄除けと、勝運とのことで過去には名だたる戦国武将も参拝した歴史的建造物になります。
千利休が寄贈した石燈籠など、会場事態が見所と言うことですね。
境内で販売している鳩みくじもおすすめです。
開運箸や学業ペンなど景品がついてくるので面白いですよ。
放生会(ほうじょうや)まとめ
放生会は、屋台、縁起物販売、筥崎宮参拝が大きな見所になります。
今年は2年に1回の神事が行われないのは残念ですが、ステージイベントなどはちゃんとありますから十分楽しめます。
レトロで昭和懐かしい屋台には、ぜひ足を運んで見てください。