子供が生まれて初正月のお祝いでいただく羽子板、破魔弓。
「何歳まで飾るのか?」
「飾らなくなった後はどうするのか?」
お祝いでいただいたものだから保管しておく人も中にはいるかもしれませんが、場所も取るし、収納スペースに限りがあるので処分したいと思われる方もいますよね。
いままで守ってくれた神様なので、ポイっと粗大ごみで捨てるのはちょっと…。と思いますよね。
- どのように処分するの?
- 供養するの?
- 寄付などはあるの?
そんな疑問にお答えしていきます!
羽子板・破魔弓の処分時期
羽子板、破魔弓は元服の年齢である15歳まで飾ると言われています。
元服とは、昔の儀式のひとつで、15歳で成人になるという儀式です。
もちろん7歳までしか飾らない。20歳まで飾る。結婚するまで飾る。
などそれぞれのご家庭で決めることになりますので、一概に何歳まで飾らないといけないという決まりはありません。
何月何日に処分しなければならないという決まりもありませんので処分したいと思うときに処分されるといいと思います。
羽子板・破魔弓の処分の方法。
処分方法はいろいろあります。
しかし、魔除けや厄払いの意味を持った飾り物になりますので、どう処分するのが一番いいのかを考えて処分されることをおすすめします。
処分の方法1. ごみとして出す
羽子板、破魔弓は各自治体のゴミとして引き取ってくれます。
基本的には不燃ごみとなります。
処分の方法2.オークションやフリマで売る
保存状態にもよりますが、外国人の方などは安く手に入れたいと思い、購入することもあるようです。
絶対売れるとは言いきれませんので、売れなかった場合は地域の譲ります。安く売ります。などのコーナーに出品してみてください。
処分の方法3.リサイクルショップで売る
フリマやオークションと違って持っていくだけでいいのでラクです。
あまりリサイクルショップで売っているのを見かけたことがないので、受け付けてくれないリサイクルショップもあるかもしれません。
一度問い合わせてみてください。
処分の方法4.寄付する
NGO、NPO、各教育機関などに寄付するという方法もあります。
処分してしまうよりはきちんと使ってくれるところで使ってもらえるので、ぜひ検討してみていただきたいです。
処分の方法5.神社で供養する
今までお世話になった縁起のいい飾り物。
お礼を伝えて供養してもらう方は多いと思います。
神社で供養してもらう場合は、小正月(1月15日)に神社で行われる
「どんど焼き」や「お焚き上げ」に持っていきましょう。
どんど焼きはの風習がある地域の場合は、集積場所や日にちが決まっていると思います。
そこで集まったものを小正月に燃やして供養するという流れになってますので、
日にちや集積場所を確認して持っていきましょう。
どんど焼きは火を使いますので、自治体によっては実施していないところがあります。
その場合はお焚き上げをしてくれますので、こちらも所定の場所に持っていくといいです。
もし小正月以外で神社にて供養してもらいたい場合は、受け付けてくれる可能性もあるのでお近くの神社などにお問い合わせされることをおすすめします。
羽子板・破魔弓の供養は必要?
供養は必ずしも必要というわけではありません。
気持ちの問題です。
何年もの間ずっと飾ってきた飾り物なので、いろんな思い出が詰まったものと言っても過言ではありません。
ごみとして捨ててしまってバチが当たったらどうしよう、呪われたらどうしようなどと不安になる方もいらっしゃると思います。
そんな方にはぜひ供養をおすすめしたいです。
供養した後は、ちゃんと供養した!というすっきりした気持ちになれると思います。
まとめ
子供の健やかな成長を願って贈られた羽子板、破魔弓。
処分するのも億劫になってしまう気持ちもわかります。
いろんな処分方法がありますが、どれがいい、どれが悪いといったことはありません。
「今までありがとう!」とちゃんと思っていればいいんです。
各ご家庭に合った方法で処分してくださいね。