カラッと天気の良い日にお日様の下で洗濯物を干すのはなんだか気持ちがいいものです。
しかし、梅雨の時期や天気が悪い日の洗濯物はどうしていますか?
部屋干しすると生乾きで臭いが気になるとか、干す場所がないとか色々悩んでしまいますよね。
では、部屋干しの際のあの嫌な臭いが出ないコツや方法をお伝えします。
洗濯物が乾きやすい(生乾きの臭いが出ない)条件とは
とにかく洗濯物を完全に乾かすには「日照」「気温」「湿度」「風」の4つの条件が必要です。
しかし、部屋干しではこの「日照」という条件が外れてしまいますので、「温度」「湿度」「風」の3つを意識して干すのが生乾きの臭いを出さないコツと言えるでしょう。
洗濯物を干す場所は?
カーテンレールや壁際に干すのはあまりおススメしません。
理由はずばり風の通りが悪く、そこの場所だけ特に湿度が上昇する為です。
よって、よく乾かず雑菌が繁殖することで臭いが発生するのです。
また、壁やカーテンは意外と汚れているのでその汚れが洗濯物に付着し、臭いの元になる場合もあります。
お風呂場に干す場所があれば換気扇を回して干しましょう。狭い空間なので意外と早く乾きます。
それ以外であればやはり風通りの良い場所に干すのが一番です。
エアコンは冷房・暖房・ドライのどれがいい?
洗濯物が乾きやすい条件を考えると、夏場はやはり冷房よりドライが良いでしょう。
最近の冷房は湿度がある程度保たれているものも多いですね。
洗濯物をより早く乾かすには「湿度」をいかに下げるかがカギです。
また、冬はドライを使うわけにもいきませんので、暖房がいいでしょう。
エアコンの暖房が効いた部屋は予想以上に乾燥しています。
加湿器の代わりに洗濯物を室内に干すだけで加湿効果が十分に得られますし、暖房の風が当たる所に干せばとても乾くのが早いです。
加湿器も使わなくていいですし、一石二鳥ですね。
エアコンを使わない時期の乾かし方
室内の風通りが良い場合は窓を開けましょう。
ただし、前日が雨降りだった晴れの日という場合は外の湿度は高いですので窓を開けると逆に乾きにくくなることもあります。
そういう時の部屋干しは換気扇を回して扇風機で風を当てると良いでしょう。
扇風機の代わりに流行りのサーキュレーターを使うというのも手です。
サーキュレーターは元々空気の循環が目的で作られているので冷暖房の効率が良くなる効果もあります。
換気扇を回すのも良いですよ。
何が何でも臭いを出したくないという人のためのコツとは
- 洗濯物の量は最低限に。
量が多いほどお部屋の湿度も上昇し、乾きにくい環境になります。 - 洗濯物の脱水は十分に行うか、シャツなどはあらかじめアイロンをかけてしまう。
やはり乾きやすくする為です。 - お風呂の残り湯は使わない。
もったいないからとやりがちですが部屋干しの際はやめましょう。
残り湯には雑菌が多く、これが臭いの元となってしまいます。 - 洗濯の仕上げはお湯にする。
高温だと洋服の線維が痛んでしまうのであくまで30度くらいを目安にしましょう。
油断して部屋干しの臭いが出てしまった時に臭いをとる方法
臭うところに直接消毒用アルコールスプレーを吹きかけるだけで取れてしまいます。
結局、臭いの原因は雑菌によるものなので殺菌してしまえばいいというわけです。
まとめ
洗濯物が外で乾かせない状況だけでも嫌なのに部屋にずらーっと並ぶ洗濯物を見るだけで更にテンションが下がりますよね。
だからこそ、今回ご紹介した部屋干しの方法やコツを参考にしていただき洗濯物を少しでも早く乾かしちゃいましょう。
部屋干しの際は洗濯物の量をなるべく少なくした方が良さそうですね。
それにしても、日本人は本当に清潔好きなのかもしれません。
そもそも、本当にそれは洗濯が必要なのか、ちょっと考えてみてもいいかもしれませんね。