弁当箱のゴムパッキンに黒カビが!ハイターでカビ取りは危険?

弁当箱のゴムパッキンに黒カビ

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お子様のお昼ごはんや家計の節約のために、会社にお弁当を持って行くという方は多くいらっしゃると思います。

このお弁当を詰めるためのお弁当箱。

「いつもしっかり洗っている。なのに気づいたらゴムパッキン部分に汚れがたまっている。水につけっぱなしで放っておくなんてことはしていないんだけど…。」

そんな経験ある方いらっしゃるのではないでしょうか。

お弁当は食べ物を持ち運ぶための容器なので、

  • カビが生えたものを使ってもいいのか?
  • キッチンハイターなどで漂白・消毒しても、お弁当箱として使っていいのか?

気になりますよね。

ゴムパッキンのカビの取り方や、対処方法をお伝えします。

お弁当のゴムパッキンの黒カビが生えたら、もう使えないの?

結論からいうと、きちんとカビを取って消毒すれば使えます。

カビは煮沸消毒すれば死んでしまうので、ゴムパッキンを煮沸消毒して、そのあとキッチンハイターなどで漂白&消毒を行えば、カビの黒い色も消えますし、衛生面でも安心して使って大丈夫です。

「キッチンハイターを使ったゴムパッキンをお弁当に使ってもいいのかな?」

と心配になるかもしれませんが、ハイターを使った後にしっかり洗えば問題ありません。

もしキッチンハイターなどは使いたくない!という場合は、重曹や塩を使う方法をこの後説明しているので、そちらを試してみてくださいね。

通常は、キッチンハイターなどで綺麗になりますが、カビが根深いと黒い色が取れないこともあります。

その場合はゴムパッキンだけ交換するといいですよ。

では、詳しくご説明していきますね。

お弁当箱のゴムパッキンのカビの取り方

カビの生え方が軽度の場合

浸け置きする場合

台所のキッチンハイター(漂白剤)を薄めて、そこにつけ置きするのがおすすめです。

カビ落としの手順

1.

台所用漂白剤50℃程度のお湯を用意して溶液を作ります。

比率は【台所用漂白剤:お湯=10㎖:1ℓ】となります。

 

2.

お弁当箱は洗って分解し、漂白溶液の中に浸けこみます。

除菌や消臭する場合は数分程度で構いませんが、黒カビを漂白していく場合は

30分近くは浸けこみましょう。

 

3.

浸け置きが完了したら流水でしっかり洗い流し、乾燥させましょう

重曹や塩を使う場合

粉末の重曹をスポンジや歯ブラシなどにつけてゴムパッキン部分を研磨剤の要領で磨いたり、

数滴の水を混ぜた塩を付けて軽くこすっていくのも有効です。

ゴムパッキン部分が熱に耐えられる素材なら、耐熱容器に50℃位のお湯を入れて、さらに塩も入れて浸け置きすることできれいに落ちます。

カビの浸食が深い場合

軽度のカビの場合は表面にカビが生えている程度であるため、胞子を発散する直前の場合有効ですが、パッキンの中に菌糸を張り巡らさされていてカビ菌が深く入り込んでしまった場合については、取れませんのでパッキンの取り換えが必要です。

お弁当箱のカビが、キッチンハイターでも取れないときは、パッキンの買い替えを

上記のやり方である程度のカビは取れると思いますが、それでも取れなかった場合はパッキンの交換をしましょう。

お弁当箱を購入したメーカーが分かれば、問い合わせるとゴムパッキンだけ売ってくれることもあります。

どこのメーカーか分からなかったり、問い合わせたけど売ってない場合は、ホームセンターやスーパーなどに取り換え用のパッキンが売っています。

いろいろな種類やサイズのものが売っていますので、お弁当箱のサイズを測ってからいかれるといいとですよ。

まとめ

今回はお弁当箱のゴムパッキンに繁殖した黒カビの落とし方についてご説明いたしました。

毎日の楽しみであるお弁当ですから、お弁当箱にカビがついていたりすると気分はよくないですよね。

大人ならまだしも、お子様の場合はさらに気になると思います。

お弁当箱のお手入れや殺菌方法については日ごろから調べたりしてお手入れしておかれることをおすすめします。

また、ゴムパッキンを交換するというのもいいですが、お弁当箱箱自体も古くなってしまっている場合は、お弁当箱ごと買い替えられたほうが衛生的にいいと思います。

最近ではゴムパッキンのついていないお弁当箱も売られていますので、そういったタイプのお弁当箱を使うというのもおすすめです。

カビ対策をしなくてよくなりますのでストレスもなくなりますよね。

また、余談ではありますが、パッキン部分のにおいが気になる方もいらっしゃると思います。

においというのはごしごしこすって取れるようなものでもありません。

そしてこすることによって表面が傷つき、そこに雑菌がたまり、さらににおいの原因になったりします。

お湯や重曹を使ってにおいを取ったり、お茶の出がらしなどでとることも可能です。

におい対策もしておきたいところですよね!

ぜひ参考にされてみてください。