どの家にもきっとある、鏡。
落としたり、何かをぶつけたりして、割ってしまった経験があるかたも多いのではないでしょうか。
鏡が割れたときの、正しい処理の仕方や、捨て方は知っていますか?
また、お気に入りの鏡の場合、少しヒビが入ったくらいでは、捨てる勇気が出ませんよね。
修理する方法はあるのでしょうか。
鏡を修理する値段は?
鏡を割ってしまっても、買おうと思えば、ホームセンターでも、ネットでも、すぐに簡単に手に入れることができます。
でも、その鏡が大切なものだった場合は、買って済む問題ではありません。
どうにかして修理できないものかと考えるでしょう。
鏡の修理は一応、可能です。
フレームを残して、ぴったりはまるように新しい鏡を加工して、はめ込む、というやりかたのようです。
修理の値段は、コンパクトミラーで5000円~、姿見だと数万円が相場のようです。
買ったほうが安いという場合がほとんどかもしれませんが、思い入れがある鏡であれば、値段は気にしないというかたもいますよね。
ネットで探してみると、郵送で対応してくれる鏡の修理業者はいくつかあるので、見積もりを取ってみると良いでしょう。
基本的には、ガラス屋さんの範疇になります。
家具の修理屋さんでもできるところはありますが、鏡の取り寄せの費用が安いのはガラス屋さんのようですよ!
鏡の修理は自分でできる?
業者に修理を頼むと高くついてしまうことはわかりましたね。
では、自分で修理することはできるのでしょうか。
割れてしまった鏡は、直すことはできません。
物理的にくっつけることはできますが、見た目は割れた鏡に変わりはありません。
小さい鏡であれば、同じサイズの鏡を探して購入し、鏡だけ取り外して交換する、という方法もありますが、姿見など大きいものになると、正直不可能に近いかと思います。
まったく同じサイズの鏡を探すのも大変ですし、鏡を外すのも難しいためです。
残念ながら、自分で直す最適な方法は見つけることができませんでした。
割れた鏡(姿見やスタンドミラー)の捨て方
まず、鏡が割れてしまった場合は、怪我をしないように最初の処置が大事です。
子供やペットがいる場合は近づかせないようにします。
ほうきなどで破片を集め、細かいものは掃除機で吸い取ります。
かなり広い範囲に飛び散っている場合がありますので、部屋中掃除機をかけましょう。
ガラスを吸い込む音がしなくなったら、さらにカーペットクリーナーでコロコロして、フローリングであれば雑巾がけもしましょう。
ここまでやれば、破片はほとんど除去できているはずです。
手鏡やコンパクトミラーなど、小さいものなら、「燃えないごみ」で処分しましょう。
新聞紙にくるみ、「キケン」「鏡」など、ゴミ収集のかたがわかるように書いておきます。
姿見やスタンドミラーなど、大きなものになると、「粗大ごみ」となります。
私が住んでいる地域では、一辺が40センチを超えると粗大ゴミ扱いとなり、300円かかります。
地域によりますので、確認してみてください。
また、元が大きくても、小さくすることができれば、燃えないゴミとして出すことができます。
鏡を割って小さくする際は、飛び散るので、必ず戸外の人がいない場所でやりましょう。
怪我をしないように気をつけてください。
まとめ
ガラス類もですが、鏡などが「割れる」のは、とてもショックですね。
怪我の心配もありますし、捨てるにしても気を使い、手間もかかります。
割れたものは元には戻りません。
くっつけたり、貼り合わせたりしても、元通りにはならないのです。
鏡を直す方法としては、新しい鏡を入れ直すしかありません。
最近では、割れない鏡というものがたくさん出ています。
割れない鏡にも種類がありますが、アクリルミラーやアルミミラーなら、それなりに綺麗にうつり、災害時に割れる心配もなく、安心です。
また、軽くて壁に貼ることもでき、場所も取りません。
初めから割れない鏡を選ぶというのも一つの手ですね。