桃の花の枝の花瓶の生け方。日持ちや水揚げ、長持ちの方法は?

桃の花の枝

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2月の終わり頃から、桃の花の枝が売られはじめます。

ひなまつりに合わせて桃の花を花瓶で生けて楽しむのも素敵です。

しかし、

・枝ものは生けたことがない…

・毎年買うけど、いつも枯らしてしまう…

・水揚げの仕方がよくわからない!

ということもありますよね。

そこで、桃の花を花瓶に生ける注意点やポイント、長持ちさせる方法などを調べてみました。

ひなまつりは、たくさんの花を咲かせて桃の花を楽しみましょう。

桃の枝の花瓶の生け方

桃の花を花瓶に生ける時の注意点が2つ!

さらにポイントも2つ!

です。

桃の花を花瓶に生ける準備が終わったら、花瓶に生けていきます。

花瓶は重いものを選びましょう。

焼き物以外の花瓶もオススメです。

では、詳しくご説明していきますね!

桃の枝の花瓶の生け方の注意点

注意点1.花の部分はあまり触らない

桃の枝に限らす、通常の花を生ける時も同じです。

まだ咲く前の花(つぼみ)に触れてしまうと、落ちてしまうことがあります。

注意点2.テーブルや床に置いて切らない

花の茎を切るように、サクサクと切れないのが「枝」です。

切る時にもちろん力がいるので、ついテーブルに置きながら切りたくなります。

しかし、テーブルや床に置くことは「つぼみを手で触るのと同じ」と思ってください。

切る時の力でバサバサと当たってしまい、つぼみが取れてしまいます。

桃の枝の花瓶の生け方のポイント

桃の花

ポイント1.切った枝の断面に十字の切り込みを入れる

これは枝が水をたくさん吸えるようにするためです。

少し力がいる作業になりますが、枝の先までしっかり水分が届くようになります。

細い枝の場合は十字の切り込みが入れにくいです。

その場合は、枝を斜めにカットしてあげましょう。

つぼみに霧吹きをする

つぼみは乾燥を嫌います。

乾燥がひどいと最悪の場合、つぼみが落ちてしまうこともあります。

乾燥をしっかり防いで、きれいな花を咲かせる手助けをしましょう。

桃の枝を生ける時の花瓶の選び方

花の水切り

桃の花を花瓶で生ける時は、重さのある花瓶で生けましょう。

花は小ぶりでかわいらしいですが、枝が重い!

枝ものを生ける時は、ドッシリとした花瓶が理想的です。

ドッシリとした花瓶で想像するのが「焼き物」の花瓶ですよね。

しかし、焼き物の花瓶って若い方はあまり持っていないと思います。

そこで、ガラスの花瓶に生けてもいいでしょう。

細長く円柱状が倒れにくく、水もたっぷり入るのでいいと思います。

花瓶は重心が低く、安定していることが大切です。

桃の花の枝の日持ちはどのぐらい?

あくまで目安ですが、約2週間と思ってください。

ひなまつり前に売り始め、ひなまつりが終わって少し花を楽しめると考えると、そのくらいの期間だと思います。

実際に私の実家でも飾っていましたが、2週間ほどは楽しめていた記憶があります。

しかし、環境や水揚げのありなしで変わってきます。

まずは2週間を目安をしておくのもいいと思います。

桃の花の水揚げの仕方は?

水揚げとは「花が水をしっかり吸えるよう手助けをする作業」と思ってください。

桃の花の花瓶の生け方でもポイントとして、十字の切り込みを書きましたがここでは手順を踏んでいきましょう。

用意するもの

  • 深めのバケツ
  • 枝切りハサミ

水揚げの方法

  1. たっぷり水が入るバケツに水を入れます
  2. 余分な枝は切ります
  3. 枝の切り口を斜めに切ります
  4. 枝の根本3~4センチほど十字に切り目を入れます
  5. ハサミで切れ目を広げます
  6. はじめに水を入れたバケツにしばらく置いておく

 

つぼみにハリが出てきたら、水分を吸っています。

使ったハサミをしっかり水分を取ってサビないようにしましょう。

桃の花を買ってきた時は水揚げをされていることが多いです。

しかし、枝ものは多くの水分を蒸発させるので、生けてから時間が経っている桃の枝にも水揚げをしてみましょう。

桃の花の枝を長持ちさせる方法

桃の花を花瓶に入れる

生ける時の注意点をポイントをしっかり行うことが大切で大前提です。

「しっかり行っていても、気づいたら花が咲かずに枯れてしまった…」

という方もいると思います。

桃の花を長持ちさせる方法は2つ!

  • あたたかい場所におく
  • つぼみに霧吹きをする

です!

あたたかい場所に置く

自然界にある桃の花は3月中旬くらいから咲き始めます。

しかし、買ってくる桃の花をひなまつりなどに合わせて早めに置いてありますよね。

つまり、寒い部屋や玄関に置いていてはダメ!

ということです。

もちろん暖房の風が直接あたらない場所ですよ。

つぼみに霧吹きをする

水替えをしたりするけど、つぼみに霧吹きするの?!

と思う方もいると思います。

桃の花のつぼみは乾燥が苦手です。

春は冬の乾燥時期が終わりを迎えるころですよね。

その乾燥を防ぐために、霧吹きをしてあげましょう。

一日2回程度で大丈夫です。

枝だから寒くても平気かも…

と思いがちですが、あたたかくして乾燥を防ぐのは人間も同じですよね。

桃の花の枝の花瓶の生け方「まとめ」

ひなまつり時期に桃の花を花瓶に飾って楽しみたいですよね。

枝ものはあまり生ける機会がないので、とまどってしまうこともあります。

ここでご紹介した方法を参考にして、日々のお手入れをして、つぼみから花へしっかり咲かせたいですよね。