こんにちは。ピアノ講師「ゆき」です。
ピアノに子供が興味を持ってきて、楽器の購入を検討中♪
スペックの高い楽器の方が良いんだろうけど…
- 違いがよくわからないから選び方もわからない
- 子供の技術と才能を妨げたくはないけど、いつまで続くかわからないし住宅事情だってある。
- お安く済むならそれに越したことはない!
今回は迷いやすい鍵盤楽器3つについてお話いたしますよ。
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キーボードと電子ピアノの特徴
キーボード
ポピュラー音楽で使用される大型のシンセサイザーなども、大きく分けるとキーボードになります。
ですがここでは、持ち運びも可能な音色が変えられる家庭用の電子鍵盤をキーボードと呼ぶことにします。
好きな場所で音を出せるのが魅力です。
練習に使用するのであれば、スタンドを使用したり、テーブルに乗せるなど、姿勢が崩れない環境を心がけてくださいね♪
電子ピアノ
ピアノを電子化した楽器である電子ピアノは弦がありません。
鍵盤から電子音源へレーダーが行き、スピーカーから音が出るしくみです。
エレクトーンほどではありませんが、録音機能や他の音色、バージョンアップのダウンロードがあるものもありますので、程よく楽しめそうです♪
また、消音機能があるので練習時間も気にしないでよいところも魅力です。
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ピアノと電子鍵盤楽器の大きな違い
一番の違いは、構造とタッチです。更に維持の方法も違いますね。
ピアノ
頭に描いた曲調を指先で表現していきます。
鍵盤を押してハンマーが弦をたたいて音が出るのですが、その時他の弦とも共鳴し合って音が生まれ余韻が残ります。
また、ピアノは手の形、体重や気持ちを置く箇所が違うと澄んだ音は出ません。
強弱や繊細な様子も自分次第。
体も楽器となるわけです。
定期的に調律してもらい音程を整えます。
料金はかかりますが、楽器は生き物。
手入れ次第で何10年ももちます。
私が実家から持ってきたピアノも三十路半ばですよ。
キーボード、電子ピアノ
電子ピアノ
本当のピアノのタッチや音の余韻などに近づける研究は日々なされています。
キーボードより鍵盤に重さがあります。
キーボード
タッチの改良はされていますが、軽さは否めません。
両者共、調律は必要ありません♪
ですが電子機器の寿命は10年~20年。生産終了品の場合は部品の手配が難しいこともあります。
それぞれに向いている子供や家の特質、メンテナンスの有無
キーボード
- 持ち運んで、演奏する場所を変えられる方が都合がいい
- 音楽を演奏することが好きになるかまだ分からない
- まだ習うか決めかねている
電子ピアノ
- ピアノを習うことになったり、ピアノ用の曲が弾きたい
- 近隣への音漏れが気になるときや、時間を気にせず弾きたい
- バージョンアップの出費はあるがピアノを習っているならばさほど必要ないかも☆
ピアノ
- 音大や先生など、音楽の道に進もうと思っている
- 本物のタッチで演奏したい
- 豊かな感受性を育てたい
- 調律の出費あり
まとめ
いかがでしたか?
- 住宅事情や先のことを見据えて、条件の優先順位を決める
- 「こうじゃなくちゃいけない」というのはない♪必要性がでてきたらまたその時々で考えればよし!
これらを思いながら最適な選択をしてください^-^
また、メーカーやラインによってタッチも違います。
楽器店で実際触って、聴いて、確かめてみてくださいね!
丁度いい一台に子供が出会えれば、1歩1歩、時々ちょっと先を見ながら学んでいけますね!
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