奈良県五條市西吉野町北木曽にあります、賀名生梅林(読み方:あのうばいりん)。
奈良県にはたくさん梅林がありますが、こちらの賀名生梅林は奈良県一の規模を誇る梅園。
山一面を埋め尽くす2万本の梅の木で満開の時期には薄いピンクに覆われるんですよ。
晴れた日には遠くまで梅の甘い香りが漂い、気持ちが良くて安らぎます。
今回は、賀名生梅林の場所、開花情報、口コミ情報などをご紹介します。
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あのう梅林の場所など
場所:奈良県五條市西吉野町北曽木
時間:時間制限はありません。
入場料金:無料
賀名生梅林の開花情報
例年の見頃時期は、2月後半から3月後半まで。
全体的に広範囲で咲いている時期としては3月中頃の予想です。
五条市公式ホームページにて賀名生梅林開花情報が公開されています。
あのう梅園・混雑情報
3月中旬の満開時期でも平日はやや人出も少ないですが、土日祝日には多くの観光客が訪れます。
無料で用意されている駐車場はもちろん早い時間から満車で、有料の臨時駐車場も昼までには埋まってしまいます。
天気の良い土日祝日の混雑期に関しては、早めの出発が無難。
賀名生梅園へのアクセス
↓クリックで地図は大きくなります。
電車
最寄り駅はJR和歌山線五条駅。
徒歩ですと、所要時間1時間ほどかかるので、駅前から出ているバスかタクシーを使用するといいですよ。
所要時間は、バスなら約20分、タクシーでしたら大体15分ぐらいです。
また南海電鉄利用の場合は、高野線橋本駅よりJRに乗り換えて五条駅まで行く方法があります。
近鉄の場合は、京都線、大阪線なら大和八木駅、南大阪線なら高田市駅、御所線なら近鉄御所駅で下車し、駅前のバスに乗り換えてください。
バス
最寄り駅のJR五条駅、近鉄の大和八木駅、高田市駅、近鉄御所駅前より、奈良交通運行の路線バスが出ています。
新宮行き、十津川温泉行き、城戸行きに乗り、賀名生和田北口停留所で降りてください。
梅林は、バスを降りたらすぐ目の前ですよ。
車
南阪奈道路の葛城ICより国道168号線経由で、賀名生トンネルを抜けてすぐの場所。
所要時間はだいたい40分程です。
梅林の麓に梅の花開花時期に限り、臨時駐車場が設けてあります。
収容台数100台ほどで、協力金\300必要になります。
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あのう梅園のみどころ
この梅林、すべて見て回るのは大体2時間かかります。
それ程範囲が広く、広さに劣らない梅の木の数なんですよ。
近くで見ても迫力がある梅ですが、こちらの梅園の見どころは遠くから見た風景。
白梅が多く、真赤な梅の花と入り混じって薄いピンク色が山にふんわり覆いかぶさったような光景で、近くで見るのとはまた違った魅力があるんです。
また、賀名生梅園の麓には国指定重要文化財の賀名生皇居跡があり、梅を背景にとっても趣深い光景。
ただ、この皇居跡は今でも人が住んでいるので、見学は決まった時期でないと見学はできませんのでご注意を。
そして、近くには賀名生の里歴史民俗資料館があります。
入館料は大人\300、高校生\150、小中学生\100ですので、こちらも合わせて見学してみてください。
吉野の暮らし文化を展示しており、子供も大人も見入ってしまいますよ。
賀名生梅園の近くに、屋台やグルメなお店はある?
残念ながら屋台などは出ておらず、見返り千本梅付近に売店があります。
こちらでは草餅やおでんこんにゃく、地元野菜、梅の加工品などが売られています。
また、少し離れた場所になりますが、この五條市は柿も有名で、中でも柿の葉寿司は絶品。
ここ賀名生梅園から車で約10分の距離にあります。
柿の葉寿司五條本店・夢想庵
住所:奈良県五條市五條3-2-2
電話番号:0747-23-1955
あのう梅園の口コミ情報
- 賀名生トンネルを抜けると見渡す限りのピンクに圧倒されます
- 山道がきついようなら、途中まででも十分楽しめます
- 昼過ぎになると駐車場はいっぱい、早めがいいですね
という感想が多いです。
- 梅以外の観光は特にない
- 屋台など食べ物を売っている所が少ない
という声も多いので、お弁当を持ってきてもピクニック気分で、一足早いお花見を楽しむのも一興ですよ。
まとめ
奈良県の春を知らせる賀名生梅園はいかがでしたでしょうか。大規模な屋台はありませんが、地元の手づくり感にほっこりしますよ。
沢山歩いた後は、頂上からの景色というご褒美が待っています。是非、歩きやすい靴でお出かけください。
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