母の日のプレゼントにプリザーブドフラワーは人気ですよね。
私は花屋で働いた経験があり、プリザーブドフラワーの資格を持っているほど「プリザーブドフラワー」が好きです。
ですが、義理のお母さんへのプレゼントにプリザーブドフラワーはおすすめしません!
その理由をご説明します。
プリザーブドフラワーとは?
プリザーブドフラワーとは、生花(本物のお花)を特殊な液につけて、長期間枯れないように加工したものです。
飾っている環境が良ければ、2~3年は綺麗な状態を楽しめます。
プリザーブドフラワーをおすすめしない理由
理由1.知らない人には相場が分からない
プリザーブドフラワーは結構高いです。ちょっとしか入っていなくても5,000円ぐらいすることは普通。
ボリュームの多いアレンジメントを送るには1万円ぐらいは必要です。
プリザーブドフラワーの値段を良く知らないお義母さんだった場合、5,000円のプリザーブドフラワーを送っても2,000~3,000円ぐらいにしか見てもらえない可能性は高いです。
理由2.長持ちする
プリザーブドフラワーは状態が良ければ長持ちします。先ほども書きましたが2~3年は綺麗な状態で楽しめます。
次第に劣化はしていきますが、5年ぐらい飾れることも珍しくはありません。
これは、プリザーブドフラワーのメリットでもありますが、デメリットでもあります。
プリザーブドフラワーを贈る人は「花」を贈っていると思いますが、どちらかというと「置き物」「飾り物」に近いものです。
生花や鉢植えはそのうち枯れますが、もし、お義母さんの好みではないプリザーブドフラワーをあなたが贈った場合、プリザーブドフラワーが「枯れない」ので、数年間は飾らないといけないハメになります(;´∀`)
これが、実母だったら趣味も割と分かっているでしょうし、もし好みでなかったとしても「ごめーん、ちょっとインテリアに合わないのよね。」と気軽に言うこともできるでしょうけどね。
理由3.色移りがある
プリザーブドフラワーは色移りすることがあります。特に、赤や紫などの濃い色はかなり色移りしやすいです。
私も、部屋に赤のプリザーブドフラワーを飾っていましたが、その花びらが白い家具の上に落ちて、家具に色が着いてしましました。(T_T)
母の日のプリザーブドフラワーは赤を使っていることは多いです。
葉っぱのグリーンの色も要注意です。(こちらも色移りし易いです。)
プリザーブドフラワーを送ったら、たいていのショップは「プリザーブドフラワーの取り扱いの注意」を書いた紙を入れてありますが、字も小さいことが多いですし、機械ならともかく、そんなにしっかり「取り扱い説明書」を読まないことも多いですよね。
家具や壁などに色移りしないかどうかも心配です。
プレゼントするならケース付きがおすすめ
プリザーブドフラワーはとてもデリケート。もともとは生花なので、花びらなどもとても薄いです。
飾っておくと、ほこりもかぶってくるので、プレゼントする場合はケース付きがおすすめです。ケース付きだと、色移りも安心ですね
ケースに入れて飾っても、出して飾ってもどちらでもOKです(^-^)
生花のアレンジメントなら
BOXに入っていて、手軽に飾ってもらうことができますし、とってもスタイリッシュです。
あまりお花の管理が得意でないお義母さんの場合、鉢植えは「枯らしてはいけない」というプレッシャーがあるかもしれませんが、こちらは「そのうち絶対に枯れるもの」なので、そういった心配も無用。
趣味に合わなかったとしても、短期間なので「贈ってくれた気持ち」を十分に感じてくれると思います(^-^)
まとめ
実母や、気さくになんでも話せるお義母さん、好みが分かっているお義母さんの場合は、プリザーブドフラワーはとても喜ばれると思います。
もしそうでない場合は、生花のアレンジメントや鉢植えがおすすめです。
今はカーネーションギフトだけでなく、あじさい、ゆりなどを贈る人も増えていますね。
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