ひなまつり時期くらいから、桜の枝を花屋さんで見かける機会が増えます。
「家に飾れば春の訪れを楽しめるかな?」
と楽しみになりますよね。
しかし、桜の枝を花瓶に生けたことがないと買うこともためらってしまいます。
桜の切り花を長持ちさせる方法を知ればつぼみが花開く嬉しさを楽しめますよね!
桜の枝を花瓶に入れる時のベストバランスから、生け方・長持ちさせるポイントをお伝えします!
桜の枝を花瓶に入れる時のバランスは?
花をつけた桜の枝を部屋に飾るだけで、「春が来たな」と思いますよね。
この桜の枝をいざ花瓶に入れる時、意外とバランスが取れずに倒れてしまうことがあります。
枝物を花瓶に入れる時は黄金比
花瓶:花の長さ=1:1.5
この比率がバランスよく花瓶に飾れます。
桜の枝と持っている花瓶のバランスをまずは見てから、枝を切っていくようにするといいでしょう。
あまりにも、枝が長すぎると倒れてしまう原因になるので注意してくださいね!
私の実家では桜の枝をよく飾っていましたが、枝を切るのがもったいない理由で長いまま飾っていたことがあります。
花瓶もドッシリとしたモノではなかったのですが、少し服が触れるだけでもよく倒れていました。
花瓶に対して枝が3倍くらい長がった記憶があります。
今にして思えば、倒れるはずですよね(>_<)
バランスを1:1.5にしても不安定な時は、壁に桜の枝を立て掛けるようにするという方法もありますよ。
壁にメモ用紙などあると、ゴチャゴチャしてしまうのでスッキリさせて桜の枝がしっかり主役になるようにする工夫も必要ですね。
ひなまつりの時は、お子さんと一緒に写真を撮っても思い出になりますね。
ぜひ、写真を撮っておきましょう♪
バランスが悪いと「ただ花瓶に入れただけ」という感じになります。
枝を少しずつ切ってバランスを見てきましょう。
啓翁桜などの切り花の生け方。長持ちさせるには?
花屋さんでも取扱いのある「啓翁桜」を生ける時のポイントは3つ!
- 十文字の切り込みを入れる
- バケツに水を入れ、桜の枝を浸けておく
- つぼみに霧吹きをする
この3つのポイントをすることで、桜の枝に水分がしっかり行き届きます。
枝物は枝の先までしっかり水分を行き届けられるかで変わってきます。
長持ちさせるポイントは4つ!
1.エアコンやヒーターが当たらない玄関先など涼しい場所に置く
2.花瓶の水はこまめに変える
3.花を一緒に葉っぱも出てきますが、葉桜も一緒に楽しめるので水やりを忘れない
4.涼しい場所が理想ですが、寒すぎる場所(氷点下に近い場所)は避けましょう
桜は気温が15℃~20℃以下の時は「ピンク」の花を咲かせるそうです。
さらに20℃以上の時は「白色」の花を咲かせます。
暖かい所でも桜は咲きますが、散るもの早くなります。
長く楽しむには私たちには少し寒いかな?と感じる場所がいいと思います。
また、乾燥する場所も避けてください。
意外かもしれませんが、葉桜も楽しみの一つです!
ピンクの花びらと、黄緑の葉っぱの色合いが季節の変わり目を感じさせます。
葉っぱが出てきたから捨てるのではなく、葉桜も楽しみましょう。
ひなまつりの頃から4月のはじめまで、お家のなかで桜を楽しめると嬉しいですよね(*^-^*)
啓翁桜は挿し木できる?
残念ながら、啓翁桜を挿し木にするのは難しいですね。
「100%無理!」というわけではないので、“やってみよう”と試してみるのはいいと思います。
しかし、桜の場合は「山桜」「八重桜」のように生命力がある苗木に『接木』として育てていきます。
盆栽などで桜の木を見たことがある…と思い調べましたが、盆栽は接木で育てることが分かりました。
啓翁桜に限らず、挿し木をするタイミングなどが難しいので『ダメで元々!』という気持ちで挿し木をしてみてもいいですね。
桜の枝の花瓶の生け方「まとめ」
春になる前に桜の木を部屋の中にあるだけで、つぼみが開くのが待ち遠しくなります。
しかし、生け方や長持ちの仕方を知らないと花を咲かせずに枯れてしまうこともあります。
つぼみはとてもデリケートなので、花瓶に入れてもバランスが悪く何度も倒してしまうと痛んでしまうこともあります。
花瓶に入れる時の黄金比を意識しながら、お気に入りの花瓶に入れて楽しみましょう。