京都市東山区にある東福寺では、秋に紅葉の見頃を迎えます。
京都でも有名な仏閣で、日本最古の方丈建築や5000点を超える文化財など目当てに、1年を通して多くの観光客が訪れます。
特にカエデやモミジが多い東福寺の境内は紅葉シーズンには大人気です。
待ち時間や見学の所要時間、見どころなどをご紹介します。
東福寺の紅葉時期など
期間:11月~12月
見頃:11月下旬~12月上旬
場所:京都市東山区本町15丁目
料金:境内の見学は無料
東福寺の駐車場
東福寺境内にある駐車場の南側と、北側が利用可能
東福寺へのアクセス
紅葉のシーズン中は混雑しますので、公共交通機関のご利用をお勧めします。
バスなど利用していても、道路の混みあい具合により発着に遅れが出る場合があります。
電車
・JR奈良線の京阪本線「東福寺駅」下車から、徒歩10分
・京阪本線「鳥羽街道駅」下車から、徒歩10分
バス
市営バス202、207、208系統「東福寺」下車から、徒歩10分
車
・名神高速京都南ICより4km
・名神高速京都東ICより4km
・阪神高速8号京都線ICより1km
東福寺について
境内の紅葉は『通天モミジ』という葉先が3つに分かれた珍しいモミジが有名で、2000本ものカエデも植わっています。
黄金色から赤に変わる様が大変美しいと人気で、秋に行きたい名所としても有名です。
東福寺の入館方法
入場券の購入が必要です、期間中は特設テントで販売をする予定なのでまずそちらに並ぶことになります。
境内の見学ルートの所要時間は約1時間です。
混雑を避けるには?
チケット購入の際に並びますが、概ね40分前後で順番が来るのでほどほどに準備しておけば良いでしょう。
紅葉全盛期でも1時間見ていれば十分です。
東山区でも有数の観光地なので、少しでも混雑を避けるための方法をお調べしました。
混雑回避その1.お出かけの時期
紅葉のピークシーズンは、11月下旬~12月上旬です。
その時期をずらせばかなり人出が減りますが、早めに行けば若めの紅葉になりますし、遅めに行けば散り紅葉になってしまいます。
ですが、早めの紅葉は色が鮮やかですし、12月の床一面に広がる紅葉の絨毯もとても素敵ですからその時期の楽しみがあります。
混雑回避その2.時間をずらす
人が動く時間を避けるとしたら、9~10時ごろはツアーのお客さんも来始めるのでピークが来ますので、少しでも館内に人が少ない状態がいいと思うと、開門直後がおすすめです。
じっくり写真撮影などご計画の方は人が少ないほうが落ち着いてできていいですよね。
お昼ごはんの時間になると人が少しさばけるので、出足が遅れてしまったら昼頃を狙うのもありです。
閉門1時間前も人出が減ります。
東福寺の紅葉・見どころ
通天橋
渓谷の洗玉澗(せんぎょくかん)に掛かる「通天橋」は東福寺で1番人気の絶景スポットです。
ほぼモミジで統一されているので、回廊から見下ろす庭園はモミジ1色で埋め尽くされ、非常に圧巻です。
東福寺の境内は、高低差があるので橋から見下ろしても、下から橋を見上げても美しい景色が楽しめます。
混雑時には、橋の上がぎゅうぎゅうになることもあるのでご注意下さい。
拝観料:400円、小中学生300円
龍吟庵(りょうぎんあん)
国宝に指定されている方丈で、方丈建築としては日本最古のものです。
通常非公開ですが11月の1ヶ月の間だけ一般に公開されます。
3つの枯山水の庭も見どころで、こちらの石庭に落ちる紅葉は白い石と紅葉のコントラストがとてもキレイなのでお勧めです。
拝観料:500円、小中学生300円
ライトアップは?
東福寺では、ライトアップはありません。
ですが、近くの勝林寺(徒歩15分程度)では、2016年11月19日~12月4日までライトアップがあります。
詳しくは、勝林寺のサイトをチェックして下さい。
東福寺の紅葉・まとめ
秋の東福寺は、国宝の方丈建築など、見所の多い場所を秋の紅葉と一緒に楽しめるいいシーズンです。
観光名所の宝庫の京都にあっても、特に注目される時期ですからお出掛けの予定にいれて、ぜひ立ち寄って見てください。