結婚式を締めくくるエンドロール。
招待した方々に喜んでいただいたり、感動して欲しくないですか?
式当日は、ゆっくり話す時間がなく、足を運んでいただいた方への感謝を伝える事が出来ないので、ぜひご参考にしてみてください。
今回は、結婚式のエンドロール順番と、感動させるような例文をご紹介します。
エンドロール作成にあたって
新郎側が先に紹介、血縁が遠い人から紹介、年上の人から年下の人という順番で紹介するのがベターです。
エンドロールを流す時間は、だいたい5分程がいいでしょう。
あまり長すぎたり、色んな曲を流すと感動が薄れてしまう傾向にあります。
メッセージに関しても、長文は読みづらいので、1行、長くて3行のシンプルな言葉を選ぶことが大事。
そして、メッセージ文に句読点を付けないというのも、結婚式のマナーです。
フォントは見やすい大きさ、囲み文字だと遠い席からも見やすいですよ。
エンドロールの名前紹介順
一般的に新郎側の招待客が先、新婦側の招待客が後の順が多いです。
そして、血縁の遠い方が最後の紹介になります。
両家の両親は、もてなす側になるので最後に紹介するのが収まりがいいですよ。
パターンをご紹介しますね。
新郎の招待客が先、新婦の招待客が後で、最後に両家の両親を紹介する例
- 新郎の会社の上司、同僚、後輩
- 新郎の学生時代などの友人
- 新郎の親族(両親以外)
- 新婦の会社の上司、同僚、後輩
- 新婦の学生時代などの友人
- 新婦の親族(両親以外)
- 新郎両親
- 新婦両親
新郎と新婦の招待客を交互に紹介する順番の例
- 新郎の会社の上司、同僚、後輩
- 新婦の会社の上司、同僚、後輩
- 新郎の学生時代などの友人
- 新婦の学生時代などの友人
- 新郎の親族(両親以外)
- 新婦の親族(両親以外)
- 新郎両親
- 新婦両親
あいうえお順で紹介する例
仲間内での披露宴や、パーティーなどで使うのがおススメです。
仲の良さなど関係なく紹介できるので、余計な心配もしないで済みます。
しかし、親族や、会社の方がいる場合は目上の方もいらっしゃるので、控えたほうがいいですね。
お世話になった式場スタッフを紹介する場合
親身になって、一緒に結婚式を作ってくださったスタッフさんへの思いにも感謝したいですよね。
ただ、長々と名前を入れては、よく知らない方は飽きてしまいます。
そこで、協力者に感謝するという意味で「SpecialThanks」という言葉で紹介してみてはいかがでしょうか?
エンドロールに流す感謝の言葉
エンドロールの冒頭や、最後に新郎新婦から招待客へのメッセージを入れることが多いです。
少人数なら一人ひとりへのメッセージ、50名以上ならゲスト席ごとに分けてメッセージを流すパターンもあります。
100名を超えるような大人数なら、あえてメッセージを付けないこともあるので、規模に合わせて参考にしてください。
冒頭のメッセージ例文
「本日はご参列ありがとうございます。
皆様のおかげで素晴らしい式となりました。
今日の日を忘れず明るい家庭を築きたいと思います。」
「本日はお忙しい中誠にありがとうございます。
日ごろから皆様に支えられて今日までやってきました。
これからも末永くよろしくお願いいたします。」
会社の上司、目上の方へのメッセージ例文
たとえ仲が良くても、あまりフランクになりすぎないようにする方が気分がいいですよ。
「遠方からありがとうございます」
「相談に乗ってくださりありがとうございます」
「尊敬できる上司です」「これからもご指導のほどよろしくお願いします」
「先輩は私(僕)の憧れの人です」
会社の同僚、後輩へのメッセージ例文
仕事のグチにならないように気をつけてくださいね。
「お昼休みのランチ楽しいよ」
「明るい笑顔に癒されてます」
「いつも助けてくれてありがとう」
「素晴らしい同僚に恵まれて幸せです」
友人へのメッセージ例文
軽い言葉遣いにする方が堅苦しくなく読めます。
友人同士だからと言って、キツイ言葉や、下品な言葉にならないよう注意。
「家に遊びに来てね」
「ずっと友達だよ」
「遠いところからありがとう」
「友人代表スピーチ感動したよ」
「結婚式呼んでね」
親族へのメッセージ例文
昔の思い出を入れると、成長した感動が増します。
「小さい頃一緒に行った○○まだ覚えているよ」
「おばあちゃんの作った○○また食べたいな」
「おじさんたちのような夫婦になりたいです」
兄弟へのメッセージ例文
兄弟への感謝の言葉は恥かしいものですが、一言でもかなり感動します。
兄弟ならではの思い出と共にメッセージに入れましょう。
「いつもケンカばかりだけど尊敬してるぜ」
「また家族で食事しよう」
「兄ちゃん(姉ちゃん)の後ろを付いて回っていた自分はこんなに大きくなったよ」
親へのメッセージ例文
花嫁からの手紙でご両親への気持ちは存分に伝えているので、シンプルな言葉にしておいたほうがいいです。
「お父さん、お母さんの子供になれて本当に幸せです」
「いっぱいの愛情を受けて大きくなりました」
「いくら感謝しても感謝尽くせません」
締めの言葉
また、新郎○○新婦○○、○○&○○という風に自分たちの名前を最後に入れてもいいですよ。
「皆様からの祝福を胸に夫婦共に仲良く幸せな家庭を築きあげます。
本日は本当にありがとうございます。」
「ご参列いただいた皆様へ
本日は誠にありがとうございました。
まだまだ未熟者の二人ではありますがご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。」
まとめ
一生に一度の結婚式。
ぜひ二人の思い出に残り、ゲストにも喜んでいただけるような内容にしたいですよね。
なかなか気持ちを伝える場はないので、この機会に是非メッセージにしてみてください。
少しでも自分の名前とメッセージが出てくるとうれしいもんですよ。