シュトーレンは、一見「パン」みたいですが、ドイツの伝統的なお菓子です。
何も知らなかったら、羊羹(ようかん)みたいに「はしっこ」からカットしていきますよね!
でも、シュトーレンは端から順に食べていくんじゃダメなんです!!
美味しいシュトーレンの食べ方をお伝えしますね。
関連記事:シュトーレンにカビ!?正しい保存方法でカビやパサパサを防ぐ!
美味しいシュトーレンの食べごろ・切り方
始めに、結論から!
シュトーレンの食べごろ
できてから1ヶ月経った頃。熟成して美味しい時期です。
シュトーレンを食べる時期
クリスマス前1か月ぐらいから
シュトーレンの美味しい切り方(厚さ)
5~10mm
です!では、その理由を詳しくご説明します(*^-^*)
関連記事:シュトーレンにカビ!?正しい保存方法でカビやパサパサを防ぐ!
シュトーレンの食べごろや食べる時期
日本ではクリスマスにクリスマスケーキを食べますが、ドイツではシュトーレンを食べます。
全世界でクリスマスケーキを食べるものだと思いがちですが、国によってクリスマスのお菓子は全く異なるんです。
シュトーレンはパン屋さんでは大体12月初旬ごろから店頭に並ぶことが多いです。
クリスマス1か月前からクリスマスイブまで、カットしたシュトーレンを食べます。
これはアドベントというもので、イエスキリストの誕生を待つ期間という意味です。
日本ではアドベントカレンダーというものが売られているのをご存知の方もいらっしゃると思います。
日付の部分をめくるとチョコやキャンディが入っており、それを毎日食べていくというものです。
シュトーレンの食べごろはできてから1ヶ月経った頃です。
作りたてももちろん美味しいのですが、基本は1ヶ月ほど寝かせます。
熟成されたシュトーレンはドライフルーツやナッツ、スパイスの味が生地にしっかりしみ込んでいるのです。
全ての味が絶妙にマッチするので、素材がけんかすることなく馴染みます。
日本では賞味期限が短めのシュトーレンも売られていますので、必ず賞味期限を確認して食べるようにしてくださいね。
ドイツでは自宅で作ることが多いですが、やはり11月初旬から作られるようです。
ドライフルーツとラム酒が入るおかげで、無添加でも長持ちするのだそうです。
シュトーレンの切り方。美味しい厚さはどのぐらい?
シュトーレンの切り方についてご紹介します。
中には丸かじりしたい!という方もいらっしゃるかもしれませんが、
丸かじりしていただいても大丈夫です。笑
しかし、長持ちさせるためにも、切り口は清潔に保ちたいので、自分が食べきれる大きさにカットしてから丸かじりしたほうが無難です!
カットの仕方ですが、端からカットしていくのではなく、真ん中で半分に切り、切った断面から薄切りにしていきます。
どうしても断面が乾燥してしまい、パサパサになってしまうのを避けるためです。
真ん中が太く、端に行くにつれて細くなっていきますので、毎日交互にカットしていくことで厚みがばっちり合い、断面を重ね合わせて保存することができるんです。
そして日がたつにつれ熟成が進み、最初に食べたのと最後に端を食べるのでは味が違います。
どちらも美味しいのでぜひこの切り方で食べてみてください。
美味しい厚さですが5~10mmと言われています。
シュトーレンの大きさによっても違ってくるようなのですが、
小ぶりのシュトーレンだと5mm程度で大きめのだと7~10mmがちょうどいいです。
ただ、食べてみてもう少し分厚いほうが好きなど、好みの関係もあるかと思いますので、一度5~10mmで試していただいて、あとはアレンジしてみてくださいね!
まとめ
シュトーレンについていろいろ紹介させていただだきました。
いろんな種類のシュトーレンがあり、ケシの実が入っていたり、レモンピールが入っていたりします。
ホイップクリームを添えて紅茶を飲みながら食べるととても美味しくいただけます。
おすすめの食べ方です。よかったらチャレンジしてみてくださいね。
ご紹介させていただいたことが一つでも参考になれば嬉しいです。
美味しくシュトーレンが食べられますように!