ピアノ講師の「ゆき」です。
子供がピアノを習いたいと言い始めたり、親が音楽に親しんでもらいたいと思ったりでピアノを習わせることに決めたら、今度はピアノ教室選びですよね!
でもたくさんあるお教室…。
- 子供、そして我が家に合った教室ってどんなところ?
- どうやって選べばいいの?
と疑問があると思います。
そこで、ここをチェックすればきっとお母さんも子供も満足♪と思える、
ピアノ教室選びのポイントをご紹介いたします。
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グループ(集団)レッスンと個人レッスンどっちがいい?
皆でわいわい♪音楽を楽しむ集団レッスンと、一対一でじっくり取り組む個人レッスン。
この2者の間でも迷うところですね。
まずは、それぞれの特徴を挙げます。
グループ(集団)レッスン
- 人前で弾く度胸がつく
- 競争心を掻き立てられやる気が出る
- 友達と会えるのが楽しいのでレッスンも楽しいところというイメージがつく
- まずはグループレッスンで慣らして子供にピアノが合いそうか見極め易い
- 練習をしてくる子と、していかない子での差が出てしまい本人がやる気をなくすことも
- ピアノに触る時間は少な目のところが多い
- 年齢があがると集団でふざける子もでてくる
個人レッスン
- 集中してレッスンに臨むことができる
- 自分のペースで進めることができる
- やってみたい曲の希望を言えたり自由度が高い
- 集中しない子も先生がじっくり1対1でつきあってくれる
- 成果を発表する場が普段は先生と親の前のみなので、ピアノを弾くこと自体を楽しめる子でないと持続が難しいことも。
- 合わない先生だと辛い
グル―プレッスンと個人レッスン、どちらがいい・悪いということはありません。
子供の性格やピアノ教室に求めるもので選んでくださいね!
一概には言えませんが、
グループレッスンが向いている子供
- 一人よりも、みんなと一緒に何かをするのが好きな子。
- 競争相手がいる方がやる気が出る子。
個人レッスンが向いている子供
- ピアノが大好きで、どんどん先に進みたい子。
- 集団の中だとふざけてしまう子。
- ちょっと人見知りしやすい子。
という傾向はあります。
また、成長や子供の求めに応じてグループと個人を変更して、ピアノとの付き合い方を模索するのも問題ないですよ♪
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いい先生の探し方・見つけ方
まず、身に着けてほしいことや、子供の気持ちなど、核となるピアノを習わせる上での希望は頭に思い描いておきましょう。
次に、どこまで通えるか(距離)を決めましょう。
もちろん近くていい先生がいるならベストです。
もし送迎するなら、どれくらいまでなら許容範囲でしょうか?
近所なら子供がひとりで行くこともできますし、送迎が必要な小さな子でも一旦お母さんは家に帰ることもできますから無駄がないですね。
そのうえで、ホームページやピアノを習っている人から情報収集しましょう。
軒先に看板を出しているところもチェック♪
個人のお宅であることも多いので、ネットに電話番号や具体的な住所が明記されていない場合もありますが、メールで問い合わせて料金、時間等きいてみましょう。
まず会ってみないと何もわかりませんよね!
気になるところが何軒かあったら、体験レッスンを申し込みましょう!
個人的な意見ですが、
「素晴らしい経歴」よりも、
「温かみがあって子供と向き合う姿勢のある明るい先生」
という印象がもてればまず安心でしょう。
お母さんからも、ピアノで得てほしいことを伝えてくれれば、先生と気持ちが通うきっかけになりますよ。
更に
- 現在の生徒数
- 発表会の様子
- 月謝と教材費
- 振替レッスンの有無
- チケットやCD等の「任意での購入品」があるか
など、あれこれ聞いてみましょう!
しっかり話を聞いたうえで、許容できるもの、無理なものときちんと留めておいてくださいね。
後はなによりも子供の印象です♪
楽しそうな様子だったり、レッスンの空気感もよく見ましょう。
お友達と一緒の教室に通うことについて
上記に「人から情報収集」と書きましたが、仲良しのお友達の通っているところが候補に入ることは多いですよね♪
私自身はグループのものであれ個人レッスンのものであれ、習い事選びにおいて
「友達がやっているところだから」
という理由は第一にしなくていいと思っています。
お友達がやっているところは情報も入りやすいですね。
門戸が広く思えて確かに楽しいです。
ですが、意志の強い子は例外として、子供はまだまだ幼いながら気持ちも複雑です。
お互いのレベルのことで少なからず気をもんだり、モチベーションを下げ合ったりすることもあります。
お子さんの性格を見て、
- 人より出来ないとしょげてしまうタイプ
- 負けると途端にやる気をなくすタイプ
ならば、現在のお友達関係をピアノに持ちまない方がいいかもしれません。
もちろん、人より出来ないと感じた時に「辛い!でも頑張る!努力する!」という姿勢は大切です。
今のお友達でなくても、習い事先で出来たお友達と切磋琢磨していくことは出来ます。
小さな挫折をし、そして乗り越えていくことで、
- 続けることの大切さ
- 努力の必要性
- 成功体験による自信
などを身に付けていって欲しいですね。
教室によって、カリキュラムとか違いがあるの?
大手の会社には独自の教材を使ったカリキュラムがあるようです。
個人の教室では、先生のすすめる教本を購入し、それに沿って進めます。
私は、小さい子用には指の練習になる教本とノートで少しお勉強、ソルフェージュで音を取る練習。
そして、進みに応じて練習曲や楽曲の本を増やしていました。
このようなパターンは割とベーシックなメニューです。
時には斬新な練習法を提唱している先生もいらっしゃるので、魅力に感じたらそれもまた出会いなはずです。
まとめ
ピアノ教室を選ぶ時には、
- ピアノを習わせる上での「核となる希望」をしっかり持つ
- 通える距離を決めて、情報収集する
- 「お友達が習っている教室だから」という点を重視しない
- 体験レッスンをして、子どもの様子と条件をチェックする
をポイントにするといいですね。
新しいことを始めようとしている、その希望と喜びの想いが、更に光り輝くような素敵なお教室に皆様が出会えますように。
先生方も待っていますよ♪
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