上の子が使った服をとっておいて下の子にまわしたい!
いわゆるお下がりを下の子にと思うパパママは多いのではないでしょうか。
ところが年数による劣化によっての黄ばみが目立ちとっておいたのに使えない!
なんてことがあった方も多いのでは?
今回は黄ばみの原因と、そのとり方についてお話します。
なぜお下がりの子ども服は黄ばんでしまうの?
赤ちゃんがミルクを吐き戻してしまった。
母乳をうまく飲ませられず赤ちゃんの服を汚してしまった。
こんな経験はありませんか?
またまた赤ちゃん肌着についた汗も理由の1つ。
このようなミルクや汗によるたんぱく質汚れは黄ばみの大きな原因です。
これは普通の洗濯では落ちたように見えて落ちていません。
それが時間がたつにつれて酸化することにより服は黄ばみます。
子ども服の黄ばみをきれいにする方法
煮洗いをする
- 鍋に水を入れて沸騰させる
- 沸騰したら重層を入れる(大匙1杯~3杯)
- 洗濯物を入れて5分~25分ほど様子をみて弱火で煮る
- 菜箸などでときどきかきまぜる
- 手で持てるぐらいの温度になるまで放置する
- その後普通に洗濯をする
重層を使用
- 洗濯機に重層を1/2カップ入れる
- 水をはる
- 決められた量の半分~80%の洗濯石鹸や洗剤を入れる
- すすぎを2回行う
- 2回目のすすぎでお酢を1/2カップ入れる
お酢は衣類に残っている石けんカスを溶かす役割をします。
洗濯層に石けんカスの汚れが残るのも防ぎます。
少し手間がかかりますが、入れるのがおすすめです。
酵素系の漂白剤を使用
- ぬるま湯を用意して、酵素系の漂白剤を溶かす
(ワイドハイター、ブライトなど)
1リットルに対し5~8gの漂白剤を使用 - よくかき混ぜて、泡が出たら子ども服を漬け込む
- 1、2時間様子をみて、水でよくすすぐ
- クエン酸を入れた水で再度よくすすぐ
- 洗濯機で通常通り洗濯
赤ちゃんの肌は大人よりも敏感。
そのため、漂白剤を使った服を中性に戻す作用をクエン酸がしてくれます。
また、衣類をより白くする効果があります。
それぞれのメリット、デメリット
煮洗いは昔から行われている方法です。
重層を使用しなくても、ただ煮るだけでも効果があります。
ただ、赤ちゃん服はとてもデリケート。
煮洗いによって生地が傷む場合があります。
また、重層を使用する洗濯も効果抜群です。
ただ白くする効果は漂白剤の方が上。
重層自体の値段も割と高めです。
そこで、一番おすすめなのが酵素系漂白剤を用いた洗濯です。
赤ちゃんの肌に酵素系漂白剤は安心なの?
敏感な赤ちゃんの肌に漂白剤は平気なのかと不安に思う方もいるでしょう。
著者も漂白剤と効くと、塩素のにおいが強いイメージがあります。
でもそれは塩素系の漂白剤の話。
酵素系の漂白剤は殺菌も漂白もできるのです。
化学反応によって油脂や蛋白質を分解して落とします。
酵素系は塩素系と違って色素は分解しません。そのため、色柄ものにも使えます。
カビや菌の汚れを落とすので除菌、消臭効果も抜群です。
おすすめの酵素系漂白剤
①シャボン玉石けんの酵素系漂白剤
色柄ものの洗濯にも利用可能。
洗濯意外にも、哺乳瓶や水筒などの漂白にも使用できます。
人にも環境にも優しい素材でできているのがうれしいポイントです。
②ワイドハイターEXパワー
汗、皮脂の汚れを分解してくれます。
抗菌効果を発揮するので、衣類の清潔を保ちます。
ツンとしないさわやかな花の香りです。
赤ちゃんだけじゃなく、お父さんのYシャツの黄ばみなどにも使えます。
お手入れしてかしこく節約を
赤ちゃん用品は何かと入用。グッズだけでなく、妊娠中の予想外のトラブルで出費はかさみます。
できたらお下がりで賢く節約したいですよね。
酵素系漂白剤はドラッグストアで簡単に手に入ります。ぜひお手入れをして節約しましょう。
選ぶものによってはお掃除にも使えて一石二鳥です。
参考にして、赤ちゃんのお迎えの準備をしてみてくださいね。