1ヶ月検診を過ぎると、赤ちゃんは少しずつ外出する機会が増えます。
外気浴をしたり、お散歩をしたりするのはもちろん大事。
しかし、紫外線も気になりますよね。
赤ちゃんに日焼け止めは必要なのでしょうか?
そして日焼け止めをした場合、気になるのが副作用です。
今回は、気になる赤ちゃんの日焼け止めの必要性とその副作用についてご紹介します。
肌が弱い赤ちゃんに日焼け止めは必要?
赤ちゃんは大人と比べて肌が柔らかく、潤っています。
そのため、肌も弱く、湿疹など肌トラブルも多く起こりがち。
紫外線からは守ってあげたいけど、日焼け止めによるトラブルも怖いと思うお母さんも多いのではないでしょうか。
実際、私の母親に赤ちゃんに日焼け止めは必要かと出産前に聞くと、不要との答えがかえってきました。
母だけでは心もとないので(笑)、小児科の先生に聞いてみたところ
「赤ちゃんによっては、日焼け止め自体が刺激になることも。
まずは腕の内側に塗って様子を見て、問題がなければ使用していいですよ。
但し、湿疹などのトラブルがある時には塗らないで下さいね。」
とのことでした。
ちなみに、いつから使っていいのかは6ヶ月からと答える先生が多いようですが、医師により意見は異なるようです。
20~30年前と比べ赤ちゃん用の製品がぐっと増え、肌トラブルが起きにくい低刺激のものが増えてきている昨今、それぞれの赤ちゃんに合った日焼け止めを選ぶことができるようになってきています。
今回は中でもおすすめのものをいくつか紹介していきます。
日焼け止めを選ぶときのコツ
赤ちゃん用の日焼け止めを選ぶ際にコツが2つあります。
①ムラになることなく、しっかりと洗い落せるものを選ぶ
万が一日焼け止めが洗い落とせず、肌に残るとそれがトラブルの元になります。
大人用の日焼け止めではSPFが50~150と高い物も多く売られています。
ただ、肌が大人より弱い赤ちゃんにとって、SPFが高いものはNG。
普段の外出ではSPFが20~30ぐらいの低めのものを選びましょう。
また、プールや海、山など長時間外にでる外出の際は30以上のものを選ぶか、普段使っているものをこまめに塗りなおすと良いです。
おくるみや、防止、UVカットのカーディガン等を合わせるのもコツ。
頭に直射日光が当たるのも日射病の原因になるので通気性のよい帽子も合わせて利用すると良いです。
②ノンケミカルのものを選択する
日焼け止めを購入する前に、紫外線吸収剤を使っていないか確認しましょう。
紫外線吸収剤は刺激が強く、湿疹・かゆみ・痛みの原因になります。
無香料、無着色のものであればさらに肌への負担が軽くなります。
赤ちゃんの口にはいっても大丈夫な天然由来成分のものや、オーガニックのものだとより安心です。
それぞれ肌の強さ等あるので、その子の肌に合った日焼けどめを選ぶ必要があります。
おすすめの赤ちゃん用日焼け止め
1.ピジョンUV ベビーウォーターミルク
水のようにさらっとして、軽い使い心地です。
伸びが良く、石鹸で落としやすいのもうれしいポイント。
ウォーターベースでオーガニックなので安心して使えます。
リーズナブルなので、普段使いにおすすめです。
2.ママバター UVケアクリーム アロマイン
植物性脂肪であるシアーバターが5%含まれているこちらのクリーム。
天然由来なので赤ちゃんの口に入っても安心です。
レモングラスの香り付きなのでママと一緒の利用もできます。
アロベビーUVクリーム
100%天然由来成分で新生児の赤ちゃんにも安心して使えます。
お出かけデビューの赤ちゃんにもおすすめ!
値段は少し高めですが、
- 合成紫外線吸収剤不使用
- 純国産スキンケア
- 世界オーガニック認証基準処方
- 無添加・無香料・無着色
- 天然オイルのアロマ効果
など。
安全、だけどほのかな香りで癒し効果もある等うれしいポイントがもりだくさんです。
雑誌などでも多数取り上げられています。
赤ちゃんにあった日焼け止め選び、紫外線対策で楽しいお出かけを!
著者が子どもの頃は日焼けは子どもの健康の勲章!
子どもは夏は外にでて黒くなるものというのが常識でした。
ただ、子どもの頃に浴びた紫外線がしみやそばかす、さらには皮膚がんなどの可能性が増すということがわかってきました。
ベビーカーに乗っていても、アスファルトからの照り返しがあり、上からも下からも紫外線を浴びてしまう赤ちゃん。
その赤ちゃんの肌を紫外線から守れるのは親であるお父さんや、お母さんだけです。
ぜひ、おすすめの日焼け止めを参考に今日から赤ちゃんにあった日焼け止め対策をやってみてくださいね!