梅ジュース(梅シロップ)は自分で簡単に作れるし、添加物が入っていないから子供にも良さそうですよね。
でも気になるのがカロリー。
そこで、梅ジュースのカロリーや「美容効果」、甘さ控えめの梅シロップを作り方をご紹介します。
[adsense]
梅ジュースのカロリー
シロップのみでのカロリーは500mlで約1400cal。
ちょっとめまいがしそうな数字です。
ですが、普通は割って飲みますよね。
割ったらどのくらいになるのかというと、たとえば200mlでシロップ1:水4で割るとすると140kcalに大幅ダウンです。
ちょっと安心…(笑)
でも決して低くはないので、カロリーを気にする方は飲みすぎには注意が必要ですね。
栄養価や効能。シロップにしても効くの?
梅の栄養価はとても高い事で知られています。
シロップにしても、その栄養価が損なわれることはありません。
成分
- クエン酸
- リンゴ酸
- カリウム
- マグネシウム
- ビタミンB1
など、たくさんの栄養が詰まってます。
期待できる効果
- 食欲増進効果の夏バテ予防
- 疲労回復
- 生活習慣病の予防
- 二日酔いの改善
- イライラ解消
- 貧血予防
- 美容効果
などです。
ダイエットに効果はあるの?
梅の栄養価が分かったものの、梅ジュースは砂糖をたくさん使っているので、「痩せないんじゃない?」って思いますよね。
しかし!
上に書いたようにしっかりと美容効果があるんです!
肥満防止効果
たくさん含まれているクエン酸には、肥満防止という効果があります。
代謝アップに繋がるエネルギー代謝経路である、クエン酸回路を活性化させます。
もちろん規則正しい生活や、適度な運動は必要です。
ですが、クエン酸をしっかり摂ることによって、ダイエットの成果が出せる体になっていくのだそうです。
便秘解消作用
そのほかにも便秘解消作用があります。便秘が慢性的な女性は多いですよね。
老廃物を出して、内面からきれいになることで美肌にもつながります。
若返り効果
すっぱい物を食べると唾液が出ますよね。
唾液には「パチロン」という若返りホルモンが多く含まれています。
なので、肌トラブルの大きな原因とされている老化防止に繋がります。
梅シロップによる、ダイエットへの直接的な効果は期待できないかもしれませんが、成果に繋がる体作りはとても大事です。
ダイエットのサポートとして役立ててみてはどうでしょうか?
[adsense]
梅シロップのレシピ(甘さ控えめ)
少し漬け込む時間はかかりますが、下処理さえ頑張ればやることはとっても簡単なんですよ~。
シロップは発酵して白い泡が出てしまうと失敗のサインです。
このレシピは、徹底的に発酵対策をしたレシピなので、ぜひ作ってみてくださいね!
用意するもの
・梅 1kg
青梅、完熟梅、小梅、なんでも大丈夫です。青梅より完熟梅の方がジュースらしい味わいになります!
・氷砂糖 1kg(甘さ控えめは700~800g)
砂糖によって成分に影響が出ることはないので上白糖やキビ砂糖など、どんな砂糖でも大丈夫です。
・お酢 100~200cc(入れなくても可)
アルコールが中に含まれており、消毒作用があります。シロップが発酵してしまうのを止める効果があります。味がさっぱりしますよ。
・5ℓビン:ふたが密閉できるもの。
・竹串:2~3本(梅のヘタを取る為に使います)
作り方
下処理
- 梅のヘタを取り、スポンジなどを使わずに きれいに水洗いをします。ヘタはきれいに取れば取るほど美味しくなります♪
- たっぷりのお水であく抜きをします。硬い青梅なら2時間程度。
- 洗った梅の水分をペーパータオルでよく拭く。水分が少しでも残っていると腐りやすくなってしまいます。
- ビンに熱湯を少し注ぎ、行き渡るように傾けて回して、煮沸消毒をします。
水気をふき取り逆さまにして完全に乾燥させてください。
これも水分が残っていると、カビの原因になってしまいます。
少し面倒くさく感じちゃうかもしれないですが、ここまで頑張ったらあとは簡単ですよ!
漬け方
- ビンに梅→砂糖の順で数回に分けて重ねて入れます。
- 酢を回しかけます。
- 蓋をして冷暗所に置きます。1日1回はビンの上下を回して混ぜてくださいね。
- 1ヵ月程で出来上がりです。※酢を入れないのであれば2週間程度で完成します。
出来上がって10日目くらいまでには、腐敗を防ぐためにも梅の実は取り出しておきましょう。
これで終了です!本当に簡単ですよね!(笑)
でも出来上がるまでそんな長い時間待てないなあ~…という場合は、炊飯器でも作ることが出来ます。しかも手順もすごく簡単です。
炊飯器で作る梅シロップ
- 同じ材料を、炊飯釜にビンと同じ要領で重なるように入れます。
- 保温を押してたまにかき混ぜながら、半日から1日待てば完成です!荒熱が取れたらビンに入れて同じく保存できます。
デメリットとしては、お釜に少し梅の香りがついてしまう点です。
ですが、すぐに作って飲みたいっ!という方にはもってこいの方法です。
もちろん炊飯器じゃなくても、長い期間かけてゆっくり出来ていくシロップの様子を見るのも1つの楽しみになりますよね♪
まとめ
シロップが出来たら、いよいよジュースに!
水、炭酸、牛乳…色んな割り方があります。
少しずつ飲み比べをするのも楽しいですよね。
昔から梅は「三毒と断つ」といわれていて、体内の中の様々な機能を改善してくれる効果があることから
親しまれてきたそうです。
梅が健康にいいと思っても、梅干しぐらいでしか食べないですよね。
ジュースだと、梅干しが苦手なお子さんも飲みやすいと思います。
ダイエットや健康に、ぜひ取り入れたいですね。
[adsense]