「自宅の駐車場のコンクリートに車やバイクのオイルが垂れてしまった!」
「バーベキューをやっていて、サラダ油をこぼしてしまった!」
などで、コンクリートに油のシミや黒ずみができてしまったことはありませんか?
油染みは、水で流しても、デッキブラシでこすってみてもなかなか落ちません。
どんな方法で掃除すれば落ちるのでしょうか。
この記事を読むと、コンクリートに染み込んだ油の取り方と、どうやっても油汚れや黒ずみが取れない時の対処法が分かります。
コンクリートの汚れを取る方法 で、まずやることは?
コンクリートに油をこぼしてしまった場合は、すぐに処理をすることが綺麗にする一番のポイントです。
時間がたてばたつほど落ちにくくなります。
まずは、新聞紙やウエスで油を出来る限り吸い取ります。
そして次に、キッチン用洗剤で油汚れを取ってみましょう。
油が染みこんだ部分に、キッチン用洗剤をぶちゅっとかけ、少しだけ水を加えてから、たわしかデッキブラシでこすります。
ゴシゴシしばらくこすったら、水で流しましょう。
そんなに大量でなく、こぼしてから時間がたっていなければ、これで落ちます。
もし落ちなかったら、次の方法を試しましょう!
コンクリートに染み込んだ油汚れは、重曹で落ちる?
まずは、掃除の基本の重曹で落としてみましょう。
コンクリートに広がった油染みの部分に、重曹の粉をバ~っと振り掛けます。
そして、60度以上の熱湯をかけます。
お湯をかけるときは一気にかけると、重曹が流れてしまいますので、少しずつ、ゆっくりかけてください。
重曹がペースト状に固まるくらいで大丈夫です。
その状態で、タワシかデッキブラシでこすります。
重曹がコンクリートに染みこんでなくなってきたら、追加で振りかけ、お湯も足してください。
最低5分くらいは、がんばってこすってください!
そして、そのまま5~6時間放置します。
時間がたったら、さらにお湯を足しながらタワシでこすります。
最後に、お湯で流します。
水でもいいですが、とりあえず重曹が一通り流れるまではお湯のほうがいいです。
これで終了です!
重曹がダメならセスキ炭酸ソーダで掃除!
もう一つ、重曹より洗浄力があるセスキ炭酸ソーダを使う方法もあります。
キッチンの換気扇などの汚れには効果抜群です。
使い方は重曹と同じで、粉の状態で油染みに振りかけます。
セスキ炭酸ソーダは水に溶けやすいので、直接水をかけるのではなく、水で塗らしたタワシやデッキブラシでこすりましょう。
これを何度か繰り返すと落ちますよ!
コンクリートに染み込んだ油にハイターは効果ある?
では次にハイターを使った落とし方です。
キッチンハイターか、洗濯用のハイターを水で薄めて油汚れにたっぷりかけます。
油汚れ以外にも、タイヤ痕などあれば一緒にかけておけば、一石二鳥ですよ!
ハイターをかけた部分だけ、白っぽくなってしまい、他の部分の汚れが逆に目立ってしまうこともあるので、気をつけてください。
そしてこすります。
30分ほど放置したら、水で流せば終了です。
コンクリートに染み込んだ油汚れが取れなかった時の対処法
どうでしょうか。
紹介した方法で綺麗になったでしょうか。
アスファルトは塗装をしていない状態だと、どんどん油を吸い込んでしまい、奥まで入り込んだ油はちょっとやそっとじゃ取ることができません。
業者さんが使うような、油除去剤もありますが、なかなか高価です。
もし、どうしても油染みが残って許せない場合は、落とすより隠すほうが楽かもしれません。
目の粗いコンクリートの場合は、細かい石や砂を撒いて、油染みを目立たなくすることができます。
また、コンクリート用のペンキで上から塗装して隠してしまうのも手です。
落とすよりはお金もかかりませんし、おしゃれに仕上げることも可能ですよ。
まとめ
油汚れは、コンクリートに限らず、頑固で落ちにくく、掃除の天敵ですよね。
汚してしまったらすぐに行動することが綺麗への道です!
そして何を試しても落ちなかったら、隠す方法も考えてみてくださいね!