東京都世田谷区で開催されるボロ市。毎年多くの買い物客でにぎわいます。
世田谷区年末年始の風物詩ですね。
このボロ市、なんと約400年以上も昔の楽市から行われていて、無形民俗文化財として指定されている古い文化なんです。
古くなったものを余さず使いましょうという考えが今でも息づいています。
お店には骨董品、玩具、アクセサリーなど多種多様な品が売られていて、約700店ものお店が出店していて、掘り出し物満載ですよ。
2016年、2017年の日程や、見どころをご紹介します。
日程など
毎年12月15日、16日と、翌年1月15日、16日の全部で4日間の開催。
少々の雨なら行いますが、天気の状況により閉めることも。
日程:2016年12月15日(木曜日)、12月16日(金曜日)と2017年1月15日(日曜日)、1月16日(月曜日)
場所:東京都世田谷区世田谷1-15から27辺りの通称ボロ市通り
時間:9時から20時まで
アクセス
電車
最寄り駅は東急世田谷線の世田谷駅、または上町駅で徒歩約3分程です。
そして、ボロ市期間中は臨時ダイヤでの運行になりますが、結構混みあいますのでご注意ください。
バス
東急バス、小田急バスの上町停留所が一番近いです。
歩いて約1分程。
車
期間中は、周辺道路に交通規制が敷かれていて道路は大変混雑します。
公式にも、出来るだけの公共交通機関の利用を促しています。
また、残念ながらボロ市専用の臨時駐車場も設けておりません。
混雑状況
当日は、かなりの人出で混雑します。
12月の開催日は両日とも平日ですが、翌年の2017年開催時の1月15日については日曜日なのでかなりの混雑が見込まれます。
駅前から混み始めるので、午前中には到着しておいた方が無難です。
お昼過ぎから夕方にかけては、ほとんど列が動かない状態になるのと、寒さで体力を失います。
お子様連れの方は特にご注意ください。
ベビーカーはほぼ進みませんし、人にぶつかって、子供が怪我する危険性も。
そして、迷子にならないように手を繋いでおいてくださいね。
出来るだけ平日の午前中を狙った方が、ストレスなく楽しめますよ。
見どころ
お店一軒一軒が見どころなんですが、よくよく観察していると、戦後の商品や、明治大正時代の古い商品が出ていたりしてビックリします。
おもちゃや、雑誌、日用品などレトロ好きにはたまらない代物。
ちょっとした歴史文化に触れられますよ。
品ぞろえが豊かなのも特徴。
ボロ市という名前なので、古いアウトレットな物を連想しちゃいますよね。
観葉植物や、キレイな食器なんかも売られています。
最近では、ファミコン、スーパーファミコンのカセットが有ったりで、懐かしいと心惹かれてついつい買い物しすぎてしまいますよ。
この買い物でも、お店の方が忙しそうでなければ、商品について話を聞いてみたり、値段交渉してみたりするのも楽しみだったりします。
でも、無理な交渉はやめましょうね。
屋台情報
飲食店の屋台も沢山出ています。
ボロ市では欠かせない代官もちには、毎年1時間以上の大行列が。
お昼すぎにはもう列ができているので、どうしても購入しておきたいのであれば午前中に購入して置いた方が、余裕があります。
シャーピンという、小麦粉で作った皮に、豚肉などで作った餡を包んで平べったく焼いた中国のファーストフードもオススメ。
食べ歩きに丁度いいですよ。
まとめ
例年の買い物客が約70万人も訪れるボロ市。
興味をそそられるものが沢山あり、買わなくても見て楽しめます。
商店街の温かみがあり、気分よく買い物できますよ。
こんなもの良く残ってるなぁと感心したり、必死に探していた物が案外簡単に見つかる可能性も。
年末年始の冷え込む時期の開催なので、風邪をひかないよう、防寒対策をしっかり心がけてお出かけください。