梅雨が明け、夏を迎えると全国各地でお祭りが開催されますが、東京都台東区にある鳥越神社では毎年6月の梅雨の時期に鳥越祭が開催されます。
今回は東京都台東区鳥越神社で開かれる、鳥越祭の
・2016年の鳥越祭の日程。何曜日?
・鳥越祭ってどんなお祭り?
・おすすめ!おかず横丁
など、梅雨の時期でも楽しめるお出かけ情報をご紹介します。
鳥越祭は雨天決行!
2016年の梅雨入りは6月8日~6月11日頃と予想されていますので、ちょうど梅雨が始まったころに鳥越祭が開催されそうですね。
鳥越祭は雨でも中止になりません。雨天決行です。
雨天決行ですので、傘よりもレインコートがおすすめです。ご家族やご友人同士で是非お出かけくださいね。
2016年の鳥越祭りの日程
鳥越神社は東京都台東区にある鳥越神社のお祭りです。
毎年6月の半ばに開催され、2016年は6月11日(土)・12日(日)に予定されています。
11日・12日の2日間開催されますが、メインとなるのは12日です。
12日は朝6時半からの宮出、そして夜9時からの宮入があり、早朝から夜遅くまで鳥越神社周辺は大変賑わいます。
宮入では提灯に灯りがともり、囃子の音色や賑わいの声と相まって、非常に幻想的な風景を見ることが出来ます。
11日は子供達による子供神輿や山車が、町内を練り歩きます。
小さいお子さん連れの方は11日の方がおすすめですよ。
お祭りの雰囲気は感じることが出来ますし、お祭りの醍醐味である露店も並んでいます。お散歩がてら出かけてみるのもいいですよね。
鳥越祭りのアクセス(最寄り駅など)
住所:東京都台東区鳥越2-4-1
都営地下鉄浅草線:蔵前駅 徒歩6分
都営地下鉄大江戸線:新御徒町駅 徒歩8分
JR総武線:浅草橋駅 徒歩8分
バス:南めぐりんバス 鳥越神社前→徒歩1分
コインパーキングはあちこちにありますが、埋まってしまう可能性もあります。電車でのアクセスもいいので公共交通機関の利用をおすすめします。
鳥越祭ってどんなお祭り?
鳥越祭で担がれる神輿は別名「千貫神輿」と呼ばれており、江戸時代には「お化け神輿」とも呼ばれていました。
実際に千貫(約3750kg)はありませんが、東京都の数ある神輿の中で一番の重さを誇っています。
下町の狭い町内を担いで歩く為に胴体が大きく、短く太い担ぎ棒が特徴です。
この鳥越祭りの特徴は神輿だけでなく、江戸っ子の町だからこその喧嘩があるのも有名です。
氏子たちの乱闘騒ぎが起きると、付近に待機している警察が出動する騒ぎになります。
鳥越祭の神輿は氏子たちしか担げないので、「わっしょいわっしょい」という楽しげな雰囲気というよりは、乱入者を寄せ付けないようなピリピリとした雰囲気です。
昔から町内を守ってきた氏子たちの誇り・熱い地元愛を感じることが出来ます。
鳥越祭りの喧嘩・乱闘は言ってみれば江戸の華であり、喧嘩や小競り合いを楽しみにしている方も多いとか。
夜9時の宮入は日曜の夜。お子さん連れの方は無理せず、安全な場所で見物してくださいね。
おかず横丁に行ってみよう!
鳥越祭りでは多数の屋台が出店しますが、鳥越神社のほど近くにあるおかず横丁のグルメも是非味わってみてください。
その昔、鳥越周辺は町工場が多く、夕飯の支度に追われる共働きの主婦たちが多くいました。
家でご飯を炊きさえすれば夕飯はおかず横丁に面倒を見てもらおうという主婦が多い理由から、種類が豊富でしかも安く、美味しいおかずが並ぶおかず横丁になりました。
200℃のラードでからっと揚げた揚げ物がおいしい「松屋肉店」や砂糖と醤油だけというシンプルな味付けが美味しい煮物屋さん「入船屋」など、おかずにもおつまみにもばっちりなグルメが並びます。
おかず横丁の一番奥には、俳優松重豊さん主演のドラマ「孤独のグルメ」に登場した「まめぞ」があります。
作中では分厚いカツサンドとめんたいクリームパスタが紹介されていましたよね。
カツサンドとパスタは17時半のメニューですのでご注意くださいね。
鳥越祭・まとめ
江戸っ子の祭りに対する熱い気持ちを体験出来る鳥越祭は、梅雨のうっとうしさを吹き飛ばす、熱~いお祭りになりそうですね。