皆さんはお中元を贈ったことはありますか?
著者は結婚をして、義両親や親戚にお中元を贈るようになりました。
しかし、贈答品のマナーはなかなか難しいもの。
著者自身の悩みとして以下のようなものがありました。
- 誰に贈ればいいの?
- いつまでに贈ればいいの?
- いくらぐらいのもの何を贈ればいいの?
同じような悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。
お中元はお世話になった人へ感謝の気持ちを伝える良い機会です。
今回はそのようなお中元にまつわる悩みについてお話します。
お中元は誰に贈ればいいの?
お中元は個人的な日頃お世話になっている方に贈ることも多いでしょう。
以下のような方に贈ることが多いようです。
- 両親、親戚関係
- 仲人さん(仲人後最低3年間)
- 恩師(先生)
- 仕事関係
- 習い事の先生
お中元は目下の者から目上の方へ贈るのが慣習です。
近年では会社や、公務員である先生の場合贈答品が禁止されている場合もあります。
事前に確認すると安心です。
また習い事の先生に送る場合、茶道や華道、舞踊はお中元、お歳暮が欠かせません。
交際の1つとして定着しています。
本来は直接お会いして手渡しを御礼の言葉と共にお中元を贈ります。
しかし、遠方の場合は郵送でも構いません。
お中元を贈る時期
東日本と西日本によってお中元を贈る時期は異なります。
東日本の場合
7月初めから中頃
西日本の場合
8月初めから中頃
お中元の時期を過ぎた場合
地域によって差がありますが、お盆過ぎかどうかが一つの目安です。
北海道
8月15日を過ぎて先方に届く場合「残暑見舞」とのしに書いて贈ります。
東北・関東・北陸
8月7日ごろの立秋までが「暑中見舞い」です。
それを過ぎると8月末までが「残暑見舞」になります。
東海・関西・近畿・中国・九州
8月15日を過ぎて先方に届く場合「残暑見舞」とのしに書いて贈ります。
お中元の金額の目安とおすすめの品物
ではどのようなものをお中元として送れば良いのでしょうか?
まずは相場についてお話します。
お中元の相場
一般的に以下の値段が相場と言われています。
親戚や知人
3000円~4000円
仲人や上司
5000円前後
特別にお世話になった人
5000円~1万円
お中元におすすめの品物
最近ではカタログギフトなども出てきて人気を集めています。
しかし、贈られる側の人によっては、慣習を重んじる場合商品券やカタログギフトを嫌がる場合があります。
贈る物で悩んだ場合は以下を参考にしてみてください。
相手の好みに合わせた物
両親や親戚など、相手の好みがわかる場合はぜひ好みの物を贈りましょう。
食べ物を贈る際は日持ちするかもポイントです。
また、何人家族か、お盆に親戚は集まるのか等、考慮して贈ると喜ばれます。
例えば以下のようなものが人気です。
- 素麺などの麺類
- ゼリーの詰め合わせ
相手の家族構成を元に考える
例えば、
●老夫婦2人で暮らしている
⇒佃煮やお茶漬けなど簡単に食べられるもの
●夫婦2人だが、お盆に親戚が多く集まる
⇒お菓子の詰め合わせや、ゼリーの詰め合わせ
●小さな子どもがいる家庭
⇒フルーツのゼリーや小麦、卵を使用していないお菓子
季節感のあるもの
- 夏バテでも食べやすいうどんや素麺などの麺類
- 疲れた体力を回復するお肉
- 冷やして食べられるデザート
お中元を利用して、ぜひ感謝の気持ちを伝えてみましょう
せっかくの贈り物なので、贈る相手のことを考えて選んでみましょう。
以前はデパートなどに赴いて購入することも多かったお中元。
最近ではネットで注文すると送料が無料になるお店も多くあります。
また、サマーギフトとして早期に注文すると割引になるお店も多数あります。
早めに目星をつけておくのがおすすめです。
感謝の気持ちを伝えるのは、今後のお付き合いもあるのでとても大事なことです。
ぜひこの記事を参考にお中元を贈ってみてくださいね。