らっきょうはしょうゆ漬け・甘酢漬け・塩漬けなど、漬物として広く親しまれており、冷蔵庫に常備してあるご家庭も多いのではないでしょうか?
そこで、カリカリとした食感も味もおいしい、自宅での簡単ならっきょうの漬け方と美味しいらっきょうを買う時の見分け方のポイントをご紹介します。
美味しいらっきょうの見分け方
泥つきのらっきょう
らっきょうは大体1kgくらいで袋に入って売られています。
泥がきれいに落とされている物のほうが下処理は楽ですが、泥がついている物は洗浄に使う薬品などを使用していないということになります。
もちろん、食べても安全な薬品を使用していますが、自分の手で洗えるのなら余計なものは使いたくないですよね。
ポイントは芽と色
長ねぎは、だんだん日が経ってくると中の芽が育ってきますよね。
らっきょうも同じように、日が経ってくると中の芽が育ってきてしまいます。
鮮度がいいものを選ぶポイントは
- 芽が出ていないか(白や黄色の芽ならOK)
- 白くてつやのあるもの(紫色もOK)
※らっきょうは鉄分に反応すると紫色に変化することがありますが、問題ありません
- らっきょうの先が透明になっていないもの
野菜は収穫するとすぐに鮮度が落ちてしまいます。
芽の部分、色をしっかりと見て美味しいらっきょうを手に入れて下さいね。
カリカリらっきょうの簡単・美味しい漬け方
スーパーでも漬けてあるらっきょうは市販されていますが、この味!という味にはなかなか巡り会えませんよね。
そして、市販のらっきょう漬けは意外と高いもの。
たくさんの健康効果が期待できるらっきょうだから出来れば毎日食卓に供したいものです。
自分好みの味に漬けたカリカリらっきょうを、今年は挑戦してみては?
自宅で出来る簡単らっきょう漬けレシピを紹介します。
らっきょうの下処理
スーパーや八百屋さんから購入してきたものは葉の部分は切られていて、食用の白い部分が袋にたくさん入って店頭に並んでいますよね。
らっきょう漬けの前に下処理の方法は以下の手順でやってみて下さい。
(1)水を張ったボウルにらっきょうを入れて つながっている部分はバラバラにして、泥や汚れをとる ☆これを3~4回繰り返す
(2)らっきょうのひげ根の部分を削ぎ取るように切り落とす
(3)表面の薄皮を剥く
(4)芽の部分を4mmくらい切り落とす
ひげ根の部分と芽の部分を切り落としすぎると、切り口から水分が入ってしまい、らっきょうのカリカリとした食感を楽しめなくなります。
ひげ根と芽の部分は出来るだけ薄く切り落としましょう。
らっきょうの甘酢漬け・レシピ
材料
- らっきょう…1kg
- 穀物酢…300cc
- 水…300cc
- 砂糖…200g
- 塩…大さじ3
- 鷹の爪…1本
作り方
(1)下処理したらっきょうは、消毒をした保存瓶にいれておく
(2)調味料を鍋に入れて煮立たせる
(3)煮たたせた調味料は熱いうちにらっきょうが入った保存瓶へ注ぎ入れる
(4)種をとった鷹の爪をいれる
少し冷めてきたららっきょうが甘酢からでないように表面をふんわりとラップで覆っておきます。
ラップが落し蓋のような役割をしてくれるのでしっかり浸かります。
5日間に一度は瓶を優しく振って混ぜましょう。
冷暗所へ保存し、2~3ヶ月で食べごろです。
らっきょうの塩漬け・レシピ
材料
- らっきょう…1kg
- 塩…100g
- 水…らっきょうが被るくらい
- 鷹の爪…1本
作り方
(1)消毒をした保存瓶にらっきょうをいれながら塩をする
(2)らっきょうがかぶるくらいまで水を入れる
(3)軽く重石をしてラップをかけて冷暗所へ約2週間保存する
(4)泡が出たら発酵のサイン。らっきょうを取り出して別の消毒済みの保存瓶に水400ml・塩大さじ2をいれて漬けなおす
(5)ふたをしっかり閉めて冷暗所で2~3週間保存する
食べるときは薄い塩水につけて塩抜きをしてから食べられます。
塩漬けだと1年間は持ちますし、塩抜きをしたらっきょうを甘酢につけたりと別の調理法も出来ます。
殺菌のための鷹の爪を入れるのがポイントです。
らっきょうの醤油漬け・レシピ
材料
- らっきょう…1kg
- 塩…50g
- 醤油…300cc
- 酢…300cc
- 酒…100cc
- みりん…100cc
- だし昆布…10cmくらいのもの1枚
- 鷹の爪…1本
作り方
(1)よく洗ったらっきょうがまだ濡れているうちに塩をして馴染ませて、一晩漬けておく
(2)余分な塩や水がでてくるので、よく洗い流す
(3)たっぷりのお湯で10秒くらいらっきょうを茹でて、ざるにあげて乾かす
(4)醤油、酢、酒、みりん、昆布、鷹の爪をボウルで混ぜ合わせる
(5)消毒した保存瓶に水気をとったらっきょうを入れ、調味液を注ぐ
(6)冷暗所で保管し、2~3週間後が食べごろ
醤油漬けのらっきょうはごはんにぴったり合いますよね。
醤油とみりんのコクでついつい箸が止まりません。
まとめ
カリカリ食感が嬉しい簡単ならっきょう漬けのレシピをご紹介しました。
驚くほどらっきょうの下処理はちょっと面倒ですが、どれも簡単なものばかりです。
らっきょう漬けに興味はあるけど、難しそう…と思っていましたが、これなら挑戦できそうですね。
一日何個食べてもいいのか気になる方は、
[blogcard url=”https://rarupi.com/rakkyo-nanko/”]の記事をどうぞ♪
らっきょうは漬物にしたものを、豚肉で巻いて揚げ物にしたり、刻んでタルタルソースにしたりとアレンジレシピも豊富です。
ぜひお試しくださいね。