暑い夏には熱中症対策が必須です。
汗を書いた時に必要となるのが、水分と塩分の補給ですね。
カバヤの塩分チャージを、熱中症対策で食べている人も多いのではないでしょうか?
ただ、「塩分」なだけに気になるのが、一日に食べていい量です。
この記事を読めば、塩分チャージを食べる時に気を付けたいことや、1日何個まで食べていいのか?などが分かりますよ!
塩分チャージタブレットは一日何個まで食べていい?
最近では、
- 経口補水液
- 塩分タブレット
- 塩飴
といった商品はメジャーな存在になってきました。
- カバヤの塩分チャージタブレッツ
- 森永のinタブレット塩分プラス
- 春日井の塩あめ
は、見聞きしたことのある方が多いのでは?
スーパーやコンビニで塩分補給系の商品を見かける回数は、ここ数年で確実に増えましたよね。
熱中症が重症化すると、命に関わる可能性が。
手軽に美味しく塩分補給のできる商品は、常備しておくと安心です。
カバヤの「塩分チャージタブレッツ」 もそのひとつ。
塩分チャージタブレットは、食べやすい個包装。内容量は、個包装込みで90グラム、約30粒入っています。
パッケージを見てみると、1日の摂取量に関しての記載はありません。
そこで、カバヤの公式サイトを見てみると、目安量の記載がありました。
水と一緒に食べると効果的な塩分チャージタブレット。
水100mlに対して1~2粒。
これが、水分と塩分のちょうど良いバランスで、厚生労働省が推奨する0.1~0.2%の食塩水という基準に当てはまります。
では、どうしてパッケージに記載がないのか。
それは、塩分チャージタブレットが医薬品ではなくお菓子だからです。
1日の食べる目安の量は、特にありません。
塩分チャージタブレット1粒に含まれる食塩相当量は0.107g。
あれ?そんなに少ないの?と思った方も多いのでは。
そんなことはありません。
日本人の塩分摂取量はとても多いんです。
1日あたりの平均は、男性が11.1g、女性が9.4gと言われています。
厚生労働省が定める目標値は、男性8g、女性7g。
世界基準はもっと低く、1日5g。
いかに私たちが普段から塩分を摂りすぎているかよく分かりますね。
汗をたくさんかいた時に、水分と共に失われる塩分。
塩分チャージタブレットのように手軽で美味しいと、ついついたくさん食べてしまいがちです。
日頃から、十分すぎるほど塩分を摂取しているんだ!ということを忘れずに。
1日の摂取量を目安にして調整しましょう。
塩分チャージタブレッツを子供が食べていい量は?
塩分チャージタブレットはお菓子なので、子供が食べても大丈夫。
お菓子が食べられる年齢のお子様なら、食べることができますよ。
問題は摂取量です。厚生労働省が示す、2015年版の「日本人の食事摂取基準」。
こちらに記載された、子供の塩分摂取量の目標値は以下の通りです。
1~2歳の男の子は3g未満、女の子は3.5g未満
3~5歳の男の子は4g未満、女の子は4.5g未満
6~7歳の男の子は5g未満、女の子は5.5g未満
8~9歳の男の子は5.5g未満、女の子は6g未満
10~11歳の男の子は6.5g未満、女の子は7g未満
12歳以上の男の子は8g未満、女の子は7g未満
1歳児が食塩の入った飲み物を与えられ、中毒死してしまった事件をご存知の方もいるでしょう。
体に必要な塩分も、過剰摂取は危険です。
塩分チャージタブレットを食べられる年齢であっても、大人の感覚で食べさせてはいけません。
お子様の塩分摂取量には、特に注意しましょう。
塩分チャージタブレットを食べ過ぎたら太る?
塩分を摂取しすぎると、肥満に繋がる可能性があります。
それは何故か。
オーストラリアのラッセル博士らによる研究で、「塩分の多い食事は、味覚が鈍り食欲が増す可能性がある」と報告されています。
たくさん食べないと満足出来ないので、肥満に繋がるかもしれない!という訳です。
新陳代謝が低下し、体がむくむ「水太り」も、塩分の摂りすぎが原因です。
水太りだけでなく、高血圧や心臓病にも繋がる可能性がありますよ。
手軽なレトルト食品や美味しいスナック菓子も、塩分がたくさん。
同じように、手軽で美味しい塩分チャージタブレットですが、食べ過ぎで太ってしまう可能性も。
摂取量には注意が必要です。
塩分チャージタブレッツを効果的に食べるタイミングは?
長時間の運動やハードな作業などの時に大活躍する塩分チャージタブレット。
効果的なタイミングで摂取したいですよね。
長時間汗をかくことが予想される場合は、前もって摂取しておくことがおすすめです。
汗をかく前の摂取は、熱中症対策に繋がります。
同時に水分補給も忘れずに行いましょう。
予想外に汗をかき過ぎてしまった場合も、忘れずに摂取しましょう。
カバンの中には常に、水と塩分チャージタブレットを入れておくと安心ですね。
塩分チャージタブレットのまとめ
暑くても溶けず、個包装で持ち歩きに便利な塩分チャージタブレット。
摂取量に決まりはありませんが、1日の食塩摂取量などを参考に、ほどよく食べましょう。
お子様の熱中症対策に与える場合には、特に注意が必要です。
また、暑さに負けない体づくりが熱中症対策になります。
水分と塩分の補給以外にも、良質な睡眠やバランスの良い食事は必要不可欠です。
帽子で日差しを避けたり、首元を保冷剤で冷やす事も効果的。
様々な熱中症対策のひとつとして、ほどよく塩分チャージタブレットを摂取しましょう。