おそばと言えば、手軽に食べられるカップ麺から、保存がきく乾麺、プリプリとした食感がおいしい生麺など、色々ありますね!
お値段も安いものから様々ですが、年越しそばなど特別な日に食べるそばはちょっと奮発してみたりするものです。
その「ちょっと奮発した生そば」が食べそびれて気付いたら賞味期限切れ・・・いつまで食べられるのか、気になりますね!
捨てるのはもったいないですが、食べてお腹を壊したら大変です。
どの程度なら食べられるのでしょうか。
生そばの賞味期限切れで食中毒になることは?
賞味期限、消費期限を過ぎた生そばを食べて、食中毒になることはあるのでしょうか。
まず、臭いを嗅いでみてください。
酸っぱい臭いがしたらほぼアウトです。
腐っている可能性が高いので食べるのはやめましょう。
もし、茹でたときにそばが赤く変色したら、腐っている証拠なので、食べないでください。
ただ、赤くならなかったから大丈夫というわけではないので、注意が必要です。
もしかすると、酸っぱい臭いに気付かずに、食べた時に「あれ?なんか味がおかしいかも…」と気付いて、「大丈夫かな?」と食中毒の心配をして調べている人がいらっしゃるかもしれませんよね。
ちょっと食べたからと言って、すぐに腹痛になるとは限らないので、しばらく様子を見てみましょう。
実は、勘違いしている人が多いようですが、腐ったものを食べて腹痛を起こすことと、食中毒は別物です。
食中毒とは、食品の腐敗に関わらず、細菌やウイルスが食品に付着することによって起こります。
そばによる食中毒として起こりうるのは「セレウス菌」によるものです。
しかし、他の食材から菌が移ることもあるので、これだけに限りません。
食中毒菌がついていなく、腐っているだけでしたら、食中毒にはなりません。
しかし、腐っているということは、食べられる状態ではないので、健康被害が出る可能性があります。
また、腐る状態まで放置されていたということは、食中毒菌が付着している可能性も否定できないので、食べるのはやめましょう。
生そばの日持ちは何日?
賞味期限と消費期限の違いは知っていますか?
簡単に言うと、品質の劣化が穏やかなものは賞味期限、劣化が早いものは消費期限を表示することになっています。
手打ちそばのお店で自宅用に売っているような生そばは、消費期限1~3日くらいかと思います。
しかし、スーパーで売っている生そばは賞味期限1~2週間くらいあります。
この違いは、添加物の有無です。
スーパーで売られている生そばのほとんどには、添加物が入っており、賞味期限が設定されているものが多いようです。
賞味期限で表示されている場合は、「おいしく食べられる期限」なので、少しくらい過ぎてもお腹を壊すほどではありません。
そばの風味は薄れ、おいしさは半減してしまうので、早く食べたほうがいいのは言うまでもありません。
生そばの消費期限をチェック!
では、消費期限の表示だった場合は、どれくらい過ぎても大丈夫なのでしょうか。
賞味期限は「おいしく食べられる期限」でしたが、消費期限は「安全に食べられる期限」です。
安全に食べられる期限を表示しているということは、それを1日でも過ぎたら、安全の保証はないですよ、ということです。
健康な大人であれば見た目と匂いで判断して、1日くらい大丈夫かと思いますが、おすすめはしません。
生そばが残ったときは冷凍保存しよう
消費期限が表示されているものであっても、冷凍保存すれば食べられる期間は延びます。
生そばの冷凍方法は、1食分ずつキッチンペーパーで包み、その上からラップで包み、冷凍庫で保存します。
この方法だと、1ヶ月はおいしく食べられますよ!
解凍方法は、食べる半日前くらいに冷蔵庫に移しておき、あとは普通に茹でて食べればOKです!
凍ったまま茹でても大丈夫ですが、その場合は茹で時間に注意しましょう。
まとめ
賞味期限が表示されていたら、1週間くらい過ぎてもお腹は壊さないでしょう。
でも、自己責任となります。
消費期限が表示されていたら、1日でも過ぎたら安全とは言えません。
食べないほうが良いでしょう。
生そばは、すぐに食べないのであれば、冷凍保存するのが一番良いようです。
しかし、冷凍していても、1ヶ月を過ぎるとどんどん風味が落ちますので、早めに食べることを忘れないでくださいね。