いつの時代も変わらず存在する、通知表。
学期末に渡される通知表は、子供はもちろん、親だってドキドキするものです。
成績も然ることながら、毎回頭を悩ませるのが、家庭からのコメントですね。
小学生くらいなら、学校のことも話してくれるし、交友関係もわかるので書きやすいですが、高校生ともなると、普段の学校での様子もなかなか掴めず、何を書いたらいいのかわからない方も多いですよね!
そこで、どんな書き方をすればいいのか、例文と一緒にご紹介します。
そのまま使えるような例文をいっぱい載せてますので、参考にしてください(*^-^*)
通知表の保護者欄のコメントの書き方は中学校と高校では違う?
中学と高校では、大きく変わることはありません。
受験に関わる時期ですので、保護者欄のコメントが直接影響するわけではありませんが、ネガティブなことは書かないようにしましょう。
部活と勉強を両立しようと頑張っている様子や、苦手な科目を克服しようと努力している様子を書くと良いです。
通知表の家庭からのコメント例文・高校編
所見例文1.日ごろの様子
[aside type=”normal”]通学の時間を利用し、英単語の勉強をしているそうです。期末テストで結果を出せて自信がついたと言っていました。[/aside] [aside type=”normal”]部活との両立で悩んでいたようですが、毎日短時間でも自宅学習の時間を作ることで、勉強も自信がついてきたようです。[/aside]
所見例文2.長期休みの様子
[aside type=”normal”]夏休み中は、毎朝○時に起きて、部活前の勉強を日課にしていました。生活リズムが崩れないように、本人も気をつけていたようです。[/aside] [aside type=”normal”]1学期の期末テストで日ごろの成果を発揮できなかったようです。
夏休み中は、1学期の復習に取り組んでいました。[/aside]
所見例文3.本人の弱点、悩みなど
[aside type=”normal”]数学が苦手で、本人も悩んでいるようです。勉強法など、ご指導お願い致します。[/aside] [aside type=”normal”]今まで得意だった数学ですが、最近つまずいているようです。[/aside]
所見例文4.進路や今後について
[aside type=”normal”]夏休み中にオープンキャンパスに行き、○○関係の大学に進みたいという気持ちがでてきたそうです。[/aside]通知表の家庭からのコメント(所見)を書く時のポイント
小学生のときから何度も書いているはずですので、そんなのわかってるよ!と思うかもしれませんが、ざっくりおさらいです!
コメント欄はそこまで大きくないため、短く簡潔にしようとしたら欄が余ってしまうこともありますよね。
短いながらも文章を組み立てて、コメント欄の8割くらい埋めると良いです。
1.まず最初は、先生へのお礼です。
「1学期は大変お世話になりました。」
「いつもご指導ありがとうございます。」
お世話になっているかたにお礼を言うのが当たり前ということもありますが、コメントの書き出しというのは難しいものなので、最初にお礼を書くことで、文章が書きやすくなります。
2.次に、お子さんの様子や部活や勉強の取り組みなどについて書きます。
高校生ともなると、自分自身の考えもしっかりしてきますので、悩みや今後の進路について書く場合は、お子さんに了承を得ましょう。
「そんなこと書かないでよ!」とか言われちゃうかもしれませんので・・・。
質問などは通知表には書かず、後日電話などで聞くようにしましょう。
本人も目を通すはずですので、ネガティブな内容にならないようにし、学校生活だけでは伝わりきらない、プラスな内容になると、本人の自信にもつながります。
3.最後は、親からの今後の希望などで締めましょう。
「2学期は、苦手な教科を重点的に取り組み、志望校に一歩近づけるように頑張ってほしいです。」
「部活を引退し、本人も受験勉強に意欲を見せていますので、ご指導よろしくお願い致します。」
嘘を書く必要はありませんが、悪いことを書く必要もありません。
良いところだけ、頑張っているところだけ書くのもポイントです。
まとめ
毎回のことだからこそ、似たり寄ったりな内容になってしまったり、書くネタがなくなってしまったりしますよね。
子供が大きくなると、小さい頃のように褒めることは少なくなってきます。
結果だけ見ていると、成績が良くなかったときに「なんて書いたらいいんだろう」となってしまうことも…。
結果も大事ですが、日ごろの努力を見るようにしてコメントしていきたいですよね!(^^)!
何年も書き続けた通知表のコメントも、あと少しで終わりです。
めんどくさいと思いつつ書いてきたコメントも、数年後、数十年後に見返したとき、お子さんと一緒に懐かしむことができると素敵ですね。