全国どこにでもあるゆうちょ銀行は出かけた先や旅先で「お金おろすの忘れた!」に、対応できる主婦の強い味方です。
ATMでの支払いがちょっと複雑なのが難点で、銀行に慣れている人にとっては難しいかも…。
そこで、今回はゆうちょ銀行のATMでの支払いについて
・現金をゆうちょ銀行のATMでゆうちょ銀行に振込みできるか?
・現金をゆうちょ銀行のATMで他の銀行に振込みできるか?
・ATMや窓口の時間
など生活に役立つ情報をご紹介します。
現金をゆうちょ銀行のATMでゆうちょ銀行に振込みできるか?
振込み?送金?ゆうちょ銀行での呼び方
ゆうちょ銀行では、ゆうちょ銀行同士のお金の振込みなどのやり取りを「送金」と呼び、ゆうちょ銀行と他の銀行同士のお金のやり取りを「振込み」と呼んでいます。
なので、この章のタイトルは「現金をゆうちょ銀行のATMでゆうちょ銀行に送金できるか?」というのが正解です。
ゆうちょ銀行同士での送金
ゆうちょ銀行のATMを使ってゆうちょ銀行に送金する場合は、予め口座に現金を入金しておく必要があります。
もっと言えば、口座にお金が入っていなければ送金することは出来ません。
もし自分の口座にお金が入っていない場合のATMでの手続きは
1.自分の口座へお金を入金する
2.自分の口座から相手の口座へ送金する
というような順番で操作します。
手数料は?
ゆうちょ銀行同士での送金の手数料は無料です。
これがゆうちょのいいところ!という方も多いですよね。
払込取扱票があれば現金でも送金出来る
前述した通り、ゆうちょ銀行同士での送金の場合は口座に現金を入れてから、というのが基本の流れですが例外に現金を口座を入れておかなくても送金できることがあります。
それは、「払込取扱票」がある場合です。
ネットで購入したものを支払いするときなどに、払込取扱票が同封されていることがありますよね。
この場合はATMから現金で送金することが出来ます。
払込取扱票の金額が10万円以下の場合はATMでの操作が出来ますが、10万円以上の場合は窓口での支払いになります。
万が一払込取扱票を自宅に忘れても、収納機関番号と支払いの金額を覚えていえれば、ATMで手入力で送金操作が出来ます。
でも、収納機関番号を覚えている…というのは現実的にはあまりないですよね。
間違って送金しない為にも、払込取扱票を忘れたら自宅へ取りに戻りましょうね。
手数料は?
・ATMでの通常払い込み:5万円未満…80円 5万円以上…290円
・窓口での通常払い込み:5万円未満…130円 5万円以上…340円
電信での払い込みの場合は、ATM540円・窓口756円が手数料としてかかります。
現金をゆうちょ銀行のATMで他の銀行に振込みできるか?
ゆうちょ銀行から他の銀行へ現金を送る際は「振込み」で正解です。
この場合も、ゆうちょ銀行同士の送金と同じように事前に口座に現金を入金してからATMで振込みの操作をする必要があります。
他の銀行と言っても、日本全国どの銀行でも振込みが出来るという訳ではありません。
全国銀行データ通信システムに接続している、約1400の金融機関との間で無ければ振込み操作は出来ません。
他の銀行へ振込みする場合は、事前に確認しておくと安心ですね。
手数料は?
・ATMでの振込み:5万円未満…216円 5万円以上…648円
・窓口での振込み:5万円未満…432円 5万円以上…864円
ちょっと面倒でもATMで支払うと窓口の約半額の手数料で済みますね。
ATMや窓口の時間
ATMや窓口の閉まる時間は、各店舗ごとでまちまちです。
大体は9時~16時か17時ごろまでですので、最寄の郵便局・ゆうちょ銀行ATMの時間は調べておいたほうが安心ですよね。
ゆうちょ銀行はATMの終了時間が他の銀行に比べて早いというのがデメリットとされていました。
最近ではショッピングセンターにATMが設置されていたり、ファミリーマートのATMでゆうちょATMが使えるようになりましたね。
ファミリーマートでしたら24時間利用出来ますし、預け入れや引き出しの手数料は無料です。
全店舗のファミリーマートで出来るというわけではなく、現在は500店舗で利用出来ます。
少しずつ全国のファミリーマートがゆうちょATMに対応していってくれたらもっと便利になりますね。
まとめ
使い慣れない人にはちょっと難しい、ゆうちょ銀行ATMのお金のやり取りについてまとめました。
民営化されてから、少しずつゆうちょ銀行も変わってきています。これからもっともっと便利でわかりやすくなると良いですね。